2016年09月19日
▲ あなたの人間力を高める ▲
───────────────
致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.9.20
郡美矢(こおり・みや)さん。
聾というハンディを克服し
牧師や国際手話通訳者として
活躍される女性です。
郡さんのご両親と、三人兄妹のうち二人が
いずれも聾という家庭環境で育たれました。
『致知』10月号に掲載された
郡さんの活動の原点となる話の
一部をご紹介します。
────────[今日の注目の人]───
☆ どんなことでも諦めない。
その姿勢が私の人生を拓いてきた ☆
郡美矢(牧師・国際手話通訳者)
※『致知』2016年10月号【最新号】
※特集「人生の要訣」P50
───────────────────
聞こえないから辛いというよりも、
周囲から
「聞えないからこれはだめ、あれは無理」
って言われるのが悔しかったですね。
本当は皆と同じようにできるのに、
どうしてだろうという思いがありました。
ただ、私の両親は
「聞こえないからできない」
ではなく、
「聞こえなくてもできる」
ということをたくさん教えてくれたんです。
例えば、学校に連絡しなければ
いけないことがあっても、
両親は耳が聞こえる長男を
頼るということは絶対せず、
自分で学校まで訪ねて行くなどして
用件を伝えていました。
努力してできることは
全部自分でやる。
そういう姿を見て育ったことが、
「自立して生きよう」
という、私のいまの姿勢に
繋がっているのだと思いますね。
母の口癖は、
「私にできることが
あなたにできないはずがない」
でした。
勉強も90点以上でないと納得しません。
両親は理容店を営んでいましたが……
※聾者である郡さんのお母さまは、
郡さんをどのように
育てられたのでしょうか。
『致知』10月号をお読みください。