2015年12月28日
いよいよ新年号となる『致知』2月号が発刊です
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本日取り上げるのは『致知』8月号です。
特集テーマ「力闘向上」
フランス料理の本場フランスで
燃えるような情熱をもって修業を重ね、
いまやフランス料理にこの人あり、
と謳われるお二人の対談記事に
心が大きく揺さぶられました!!
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上柿元 勝(オフィス・カミーユ)
※『致知』2015年8月号
【中村】
そうですね。どんな仕事もそうですけど、
伸びるか伸びないかは、
本人の情熱いかんに比例しますね。
まして僕らの仕事においては
技術の習得も必要ですから、
一番大事なことは自分の仕事を
好きになることですよ。
それ以前に好きになるための
自己投資をしないと本物にはなれませんから。
やはり料理人になったからには、
オーナーシェフになるとか
大きなホテルのシェフになるとか、
夢を持たなくちゃ。
ただし夢を持つのは簡単だけど、
それを実現するには
普通にやっていても駄目ですよ。
様々な条件をクリアするためには努力が必要だし、
あらゆる厳しさを乗り越えなければいけない。
ところがその過程で「厳しい」とか
「苦しい」と言う人がいるけど、
その過程で苦労と思ったら、
その人はそれでストップ、
その場で終わりですよ。
進化しません。
本当に上を目指している人というのは、
傍から見たらものすごい苦労を
しているように見えるけど、
本人は苦労だなんて少しも思ってないんですよ。
まっしぐらに上を見ているから。
【上柿元】
伸びる人の条件として挙げるとすれば、
職業を好きになることと、敬うこと、
そして夢を持つことでしょうね。
そして夢を持ったことに自分が
どれだけ情熱を注げるかですよ。
情熱という言葉は簡単に使われていますけど、
要するに死に物狂いというか、
いかなる場合でも体を張って
夢を実現しようとする強い強い信念ですよ。
寝らんでもいい、飲まんでもいいから
何かを得ようと常に自分の心が
燃えているくらいの情熱がない限り、
伸びるどころか衰退以外ありません。
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