人間学用語集 木鶏

紀悄子(きせいし)という闘鶏を育てる名人が、王の命令によって、最強の闘鶏を育て上げていく様を描いた『荘子』由来の故事。紀悄子に育てられた闘鶏は、最終的にどのような相手が来ようとも全く動じない、木彫りの鶏のような境地に至ったという。
読みは「もっけい」。

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