3年経ったら新たなチャレンジを

仕事論


日本における経営コンサルタントの
パイオニアと呼ばれる梅島みよさん。

そんな梅島さんのキャリアアップの
後押しをした上司の言葉とは?

───────「今日の注目の人」───

梅島 みよ(マネジメントサービスセンター顧問)

※『致知』2017年5月号
※連載「生涯現役」P102

───────────────────

──終戦後はどのような生活を?

その頃、GHQが日本人の手紙を
開封して検閲するのに、
英語のできる人間を集めることに
なって津田の学生たちも随分、
駆り出されました。

ある時、藤田たきという後に
塾長になった先生が私に

「あなたも仕事をしていないん
 だったら来てやりなさい」

と連絡をくださったんです。

しかし、私は

「昨日まで喧嘩をしていた
 人の下で働けるものか」

と思ったものですから、
お断りして叱られましたけど(笑)。

梅島さん


その後は、元海軍将校で
公職追放となっていた主人と
結婚して10年間は家事や
子育てに専念しました。

その頃になると、アメリカ軍に
対してどうこうという気持ちも
薄れてきていましたから、
友人の薦めもあって近くにある
在日米陸軍キャンプ座間の
広報部に勤めることになったんです。

日本の全国紙や地方紙など
15紙ほどの中から米軍に
関する記事をピックアップして翻訳し、
それが親米か反米か
分析した上で司令官に提出する
というのが主な仕事でした。

2年ほどしましたら、
キャンプ座間の人事部のほうから
管理者訓練のコンサルタントを
やらないかとお誘いがありました。

尊敬する広報部の女性ボスの口癖が、

「一年目は職場の
 仕事をマスターしなさい。

 二年目はその仕事を改善しなさい。

 三年目は次の段階の仕事に
 チャレンジしなさい」

というものでしたから、
思い切ってボスに相談すると、
喜んで大変立派な
推薦状を書いてくれたんです。


このボスは
ヘレン・フジタさんといって……




※50年以上にわたり企業内人材
 育成に携わってこられた
 梅島さんの歩みの続きは本誌で!