2026年08月09日
◎各界一流プロフェッショナルの体験談を多数掲載、定期購読者数No.1(約11万8,000人)の総合月刊誌『致知』。人間力を高め、学び続ける習慣をお届けします。
2作で40万部を超える大ベストセラーとなった、「1日1話シリーズ」の第3弾『1日1話、読めば心が熱くなる365人の人間学の教科書』。本日は、致知出版社社員が選んだ、イチオシの一日一話をご紹介いたします。第一回は、本書の担当編集者・Kのイチオシです。
(本記事は、『1日1話、読めば心が熱くなる365人の人間学の教科書』から一部抜粋・編集しています)
1年12冊の『致知』ご購読・詳細はこちら。※動機詳細は「③HP・WEB chichiを見て」を選択ください
脳がワクワクしていますか
5月5日
運のよい人というのは、私どもの言う「環境変革型」の人たちです。バブルが崩壊しようと何があろうと、環境の悪影響をまったく受けない非常にモチベーションの高い方々で、 そういう方にお話しさせていただくと、すべてプラスに捉えて即成果に結びつけてくださるんです。集団の法則で見ると、そういう方は五%くらいしかいません。
ところが運の悪い人は、「環境順応型」といって、自分の目標を明確に持たず、いつも周囲に左右されている人や、「環境逃避型」といいまして、すぐマイナス思考になって環境から逃げ出そうとする人、さらには「環境破壊型」といいまして、自己防衛本能ばかり強く、グチ、言い訳、責任転嫁ばかり。人の足を引っ張り、やる気のある雰囲気や職場のいいムードを壊してしまう人なんです。そういう方たちを指導させていただくのが、私の使命なんです。
この三つのタイプの方々というのは、行動する前に脳がその結果や将来に対して否定的な錯覚を起こしているんです。脳の意識できないところがそうなっていますから、それを治すには潜在意識に肯定的な情報を送り込むしかないんです。
ところが、従来のセミナーなどでは、まず理屈を教えるわけです。勝ち組の人は基本がプラス思考ですから、理屈さえ教えれば簡単に変わります。ところが、負け組の人は、勝ち組の人とは脳のソフトが違うので、いくら理屈を教えても、全部自分の都合のいい方向でしか受け止めないようになっているんです。
人間の脳をコンピュータに例えれば、二百億円以上もするような超高性能のスーパーコンピュータなんです。その中にできない” というネットワークが張り巡らされていれば、 いくら努力しても絶対にできないし、ツキにも恵まれないんです。
これを変えるには、感謝することです。感謝をすると、自分を信じられるようになるんです。なぜなら、脳の二層目が変化し、脳を“快”にしてしまうからです。感謝はツキや幸せを呼び込む最も効果的な方法なんです。
私は講演などでよく、「あなたは毎日仕事が楽しくて、脳がワクワクしていますか」と聞きます。毎朝目を覚まして、「ああ、きょうも仕事ができる。ありがたい」と思っている人は、脳が最高の状態になっていますから、 放っておいても成功するんです。
もう一つ「あなたは、自分以外の誰かを喜ばせたくてワクワクしていますか」ということも聞きます。これは分野を限らず、成功するための絶対必要条件なんです。もちろん、 自分を喜ばせたいという欲求もありますが、 それは一度満たされてしまえば飽きてしまいます。しかし、自分以外の人を喜ばせたいというのは、その相手と幸せを共有できるわけですから、無限の幸せにつながるんです。
◇西田文郎(にしだ・ふみお)
昭和24年東京都生まれ。40年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、能力開発プログラムを構築。科学的、実践的なメンタルマネジメントを多分野に導入する。現在経営者の勉強会である「西田塾」主宰。トップスポーツマンやビジネスマンの能力開発指導などに当たる。著書に『10人の法則』(現代書林)など多数。
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の人間学の教科書」好評発売中!
▼詳細はバナーをクリック▼
◎各界一流プロフェッショナルの体験談を多数掲載、定期購読者数No.1(約11万8,000人)の総合月刊誌『致知』。人間力を高め、学び続ける習慣をお届けします。※動機詳細は「③HP・WEB chichiを見て」を選択ください











