2023年10月20日
▼独立、転勤、転職、昇進、第二の人生……この春、新たなステージに挑戦するあなたへ
『致知』の定期購読(1年12冊)をお申し込みいただいた方全員に、人生の伴侶となる書籍を特別にご用意しました。
世界最悪の安全保障環境
「日本はいま、核を持った3つの国家、
すなわち中国、ロシア、北朝鮮に囲まれた
世界最悪の安全保障環境に置かれている」
『致知』11月号にご登場いただいた、
杏林大学名誉教授・田久保忠衛氏の言です。
その田久保氏とご対談いただいたのが、
東京大学名誉教授であり、我が国の論壇に大きな影響力を持つ
小堀桂一郎氏です。
小堀氏は冒頭の田久保氏と同様の見解を示した上で、
こうした状況にも拘らず、
日本国民になぜか切迫した危機感がないことに
警鐘を鳴らしています。
その要因として、
日本国民が戦後78年続いた平和に慣れ切ってしまい、
他国の脅威に対して鈍感になっていることを指摘。
いざとなったらアメリカが助けてくれると思い込んでいるが、
そのアメリカの力はいまや大きく後退し、
とても頼れる状況にないことに言及されています。
私たちがいま、日々仕事に邁進できるのも、
家族と平穏な時を過ごせるのも、
国が安泰であればこそ。
では、日本はどうすればこの危機的状況から脱して、
幸せな国造りを実現することができるのでしょうか。
卒寿とは思えない矍鑠とした物腰、明瞭な言葉で
我が国の現状と未来を語り尽くし、
「日本国民は世界で一番幸福になり得る条件を備えている」
と断言する小堀氏。
俊英がひもとく、激動期の日本の生き筋とは──。
本記事では、
◉日本が直面する最悪の安全保障環境
◉経済的な幸福を追求し過ぎた戦後
◉国の誇りを取り戻すために
◉世界で一番幸福になる条件を備えている日本
など、幸福な国家の実現に向けて、我が国が現在置かれている状況、今後進むべき道について重要な示唆を与えていただきました。
本記事は、『致知』2023年11月号「幸福の条件」に掲載されています。
ぜひご覧ください。
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【致知電子版】でもお読みいただけます。
◇小堀桂一郎(こぼり・けいいちろう)
昭和8年東京生まれ。33年東京大学文学部独文学科卒業。36~38年旧西ドイツ・フランクフルト市ゲーテ大学に留学。43年東京大学大学院博士課程修了、文学博士。東京大学助教授、同教授、明星大学教授を歴任。現在は東京大学名誉教授。著書に『さらば東京裁判史観』(PHP研究所)『皇位の正統性について』(明成社)『歴史修正主義からの挑戰』(経営科学出版)など。
◇田久保忠衛(たくぼ・ただえ)
昭和8年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、昭和31年時事通信社に入社。ハンブルク特派員、那覇支局長、ワシントン支局長、外信部長などを務める。平成4年から杏林大学社会科学部(現・総合政策学部)で教鞭を執り、22年より現職。国家基本問題研究所副理事長。日本会議会長。著書に『新しい日米同盟』(PHP新書)『激流世界を生きて』『憲法改正、最後のチャンスを逃すな!』(共に並木書房)など。

