2018年11月17日
致知出版社では創刊40周年を記念し、読者参加型企画として『致知』への思い、『致知』から得た感動をテーマとした短歌、俳句を募集しました。
その結果、短歌部門には351首、俳句部門には286句(計637作品)のご応募をいただきました。編集部での一次審査、弊社社長による二次審査を経て、本誌連載でお馴染みの歴史作家・童門冬二先生に最終審査をお願いしました。
ご応募いただきました作品は、どれも『致知』への愛情に溢れており、そこに込められた皆様の思いをありがたく受け止めさせていただくと同時に、40周年という節目を迎えた『致知』に対する強い期待を感じました。
作品はいずれも甲乙つけがたい力作揃いで、一点一点を吟味しながら選考に当たらせていただきました。ご応募いただきました皆様に心からの感謝の意を表しつつ、ここに入賞作、並びに一次審査通過作品をご紹介いたします。(敬称略/五十音順)
短歌部門
口喧嘩気落ちしながら『致知』読めば いつも見つかる和解の言葉
新潟県村上市/東幸夫
人生は心一つの置き所 「致知」の教えに生かされて今
北海道北見市/飯田淳一
胸躍る致知を待ちかね走り出す 郵便ポスト開けては閉める
埼玉県川越市/飯渕謙一
ありがたき致知からもらう言葉にて 人に役立ち感謝を受ける
栃木県大田原市/植木武
人生はこころひとつのおきどころ 致知に学びて一隅照らす
神奈川県南足柄市/浦和幸光
俳句部門
相席も「致知」を読みゐる冷房車
愛媛県新居浜市/一色明繁
懸命に生きてごらんと「致知」語る
北海道旭川市/伊藤正直
薫風や致知を座右の師と崇め
福岡県福岡市/井上佐重子
我人生を共に歩むは妻と致知
福岡県春日市/井上覚
「致知」読んでかくありたしと日記に書く
千葉県柏市/入澤滋