2025年04月07日
イエローハット創業者・鍵山秀三郎氏。“凡事徹底”の哲学のもと、掃除の一道を歩み続けたことでも知られています。そんな鍵山氏が未来のリーダーたちに向けて語った人生の指針となる名言の数々をご紹介します。
◎各界一流プロフェッショナルの体験談を多数掲載、定期購読者数No.1(約11万8,000人)の総合月刊誌『致知』。人間力を高め、学び続ける習慣をお届けします。
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後から来る者たちへのメッセージ
・人間というものは、人から愛されたり、守られたりしていることに対しては極めて鈍感です。逆に、自分の意に沿わないことに対してはとても敏感にできている
・人間というものは、楽な環境に身を置いている間は決して成長しません。自分の能力を遙かに超えることを求められる環境に身を置いた時に、初めて人間は成長していく
・人間は自分の得にならないことをやらなければ成長できない
・問題が起きたことは問題ではないのです。それにどう対処するか、それによって皆さんの仕事も、人生も変わっていくのです。問題によって人生がダメになるということはありません。すべて対処の仕方です
・最大の危機は、目標が高すぎて達成できないことではない。目標が低すぎて、その低い目標を達成してしまうことだ
・いかなる教育も、逆境から学べるものには敵わない
・人生においては努力を怠ることなく、 最後まで成長し続けることが何よりも尊いこと
・最大のサービスとは、君の人格を上げることだ——『致知』日めくりカレンダー“明日をひらく言葉” 4日の名言
◎2025年5月号 特集「磨すれども磷がず」では、鍵山先生を偲ぶ鼎談が掲載
去る1月2日、弊誌でもお馴染みのイエローハット創業者・鍵山秀三郎氏が91歳でお亡くなりになった。一代で国内有数の自動車用品チェーンへと育て上げたばかりでなく、トイレ掃除を社会運動にまで高め、「掃除の神様」の異名を取ったことはつとに有名です。その破格の人生が示唆するものは何か。鍵山氏と親交の深かった上甲晃氏と田中義人氏、そして鍵山氏のご子息である鍵山幸一郎氏に在りし日を振り返っていただき、鍵山氏が我われに遺してくれたものについて語り合っていただきました。【詳細は下記バナーをクリック↓】
◇鍵山秀三郎(かぎやま・ひでさぶろう) ◎各界一流プロフェッショナルの体験談を多数掲載、定期購読者数No.1(約11万8,000人)の総合月刊誌『致知』。人間力を高め、学び続ける習慣をお届けします。
昭和8年東京都生まれ。27年疎開先の岐阜県立東濃高校卒業。28年デトロイト商会入社。36年ローヤルを創業し社長に就任。平成9年社名をイエローハットに変更。10年同社相談役となり、22年退職。創業以来続けている掃除に多くの人が共鳴し、近年は掃除運動が内外に広がっている。日本を美しくする会相談役。著書に『凡事徹底』『平凡を極める生き方』『あとからくる君たちへ伝えたいこと』(いずれも致知出版社)などがある。