日本一熱い男・松岡修造が錦織圭に言い続けたこと

世界を舞台に大活躍しているプロテニスプレーヤー・錦織圭選手。その強さの秘密はいったいどこにあるのでしょうか?日本一熱い男・松岡修造さんと和食の神様・道場六三郎さんとの対談の中で、その知られざる秘密が明かされます。

世界に行きたいならやるしかない

(道場) 

そうやって錦織圭選手をはじめ、世界に通用するテニスプレーヤーを育ててきたわけですね。

 (松岡) 

いいえ、僕は育ててはいないんですよ。確かに錦織選手は11歳で修造チャレンジのトップジュニアキャンプに参加しましたが、その時、僕は彼にテニスを教えてはいけないと思いました。僕の想像を遥かに超えるプレーをしていたからです。彼は天才だと。

ただ、人前で自分が思ったことをうまくアピールできないという弱い面もありました。英語なんかひと言も喋れない。

でも、世界と戦うには海外で年間10か月の間、ホテルを探したり、練習相手を探したり、すべて自分でしないといけません。自ら行動する。これは日本人が不得意とするところです。

僕はそこを変えない限り、テニスはうまくならないと言い続けました。言われる度に彼はよく泣いていましたが、答えは一つ。世界に行きたいんだったらやるしかないよねって。

その後、彼は13歳で渡米する時に僕のところへ来て、「修造さん、僕は一番苦手な表現力を絶対つけて、アメリカで頑張ります」と言ったんです。

そして、錦織選手は18歳で初めて国際選手権に優勝しました。その時の優勝スピーチは堂々たるもので、もう別人のようでした。僕はその優勝スピーチと11歳の時のスピーチをいつもトップジュニアキャンプで選手に見せるんですね。 

錦織選手の姿から、努力さえすれば人はこれだけ変わるんだってことを感じてもらえたらなと。

 (道場)

 希望と勇気を与えることができるでしょうね。

 (※この記事は『致知』2018年7月号特集「人間の花」より一部抜粋したものです。『致知』には仕事や人生のヒントが満載です!!詳細・購読はこちら

 【道場さんと松岡さんも『致知』を愛読しています】

 ◇道場六三郎さんのメッセージ◇

 父の想い出の中に、いつも枕元に修養書が有りました。今、私の枕元には『致知』が有ります。『致知』のおかげで安心して日送りが出来ます。私は店の者にも子供にも、『致知』は「人生航路の羅針盤」、また、どこへ流れて居るのか不安な時の「凧の糸」とも伝えています。風の流れ、世の流れ、何処に流れるのか、糸を手操れば足元に帰ります。料理の世界も同じ事。世界で泳ぎ基本に帰る。温故知新。人間の常識本、それが『致知』です。

 ◇松岡修造さんのメッセージ◇

僕と『致知』との出会いは1995年、ウィンブルドンベスト8に入った年だ。『致知』は僕に世界で戦うために必要な“精神”を教えてくれた。そして今『致知』から学んだことを応援という形でたくさんの人達の心に響く言葉として、これからも伝え続けたい。

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