心に火が灯る瞬間



初めて『致知』を手に取った時の印象は
「見るからに堅そうな雑誌だった」

それが『致知』愛読者である田中さん
第一印象だったそう。

その後も会社から手渡さていたので
何となく読んでいたようですが、
ある講演会に出て心境が一変したといいます。


「『致知』のおかげで、私は変れました」


そう語る田中さんが、
『致知』を通じて掘り当てた大切なものとは――。

本日も読者から寄せられた
ちょっといい話をご紹介します。

 

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いまから4年前の夏。
見慣れない言葉で見るからに堅苦しそうな
一冊の雑誌が会社から手渡されました。
私の『致知』との出逢いです。
初めは会社から読めと言われ、
何となく読むといった具合でした。
そんなある日、本誌の中で
「第3回20代30代のための人間力養成講座」
告知を見つけ、人間力という言葉に引かれ、
軽い気持ちで参加を申し込みました。
会場で同じ世代の『致知』愛読者のスピーチを聴いて、
私の中に衝撃が走りました。
彼らは明らかに私と違っていました。
それは先人たちの言葉を受けて、
本気で自分の心の内側や目の前の困難と向き合い、
その壁を越えようと生き抜く様が語られていました。
その時、ようやく気づくことができました。
『致知』とは、何かにぶつかった時、
誰かのせいにしていた原因のベクトルを
自分の心の内側に向けること。
 
自分と正面から向き合うことで、
日々自らを高め続けること。
 
そして、どんな困難にも負けない強い心を育て、
些細な日常にも感謝できる素直な心を養い、
それらを実践に変えるために存在していたのです。
私には、ありたい三つの未来があります。
一つ目は家族との未来。守り育てること。
二つ目はともに働く仲間と創る来来。
本業を通じて社会の発展に貢献すること。
三つ目は子供たちに残す地域社会の未来。
郷土愛を育むこと。
私は、本誌を通読する中で、この三つの未来のために、
いまを一所懸命に生きたいと思えるようになりました。
自分を育ててくれた人や場所、
その無償の愛に応える時が来たのだと強く感じています。
『致知』のおかげで、私は変われました。
正確には、私自身の心の奥底にあった大切なものに
気づいただけなのかもしれません。
日常と自分の生き方を意味づけ、
目の前のことに一所懸命になることで、
自分の居場所を照らし、
周囲をも照らす明かりとなることで、
人や世の中のために貢献する生き方を
していきたいと強く思います。

 

 


田中一生(会社員/35歳)

  『致知』2016年1月号  連載「致知と私」より





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