齋藤孝さんの閃き術

思わず話したくなる話


大学教授の傍ら、
様々なジャンルの本を発行し、
テレビ番組でもお馴染みの齋藤孝さん。

齋藤さんが大学で行っている
授業を例に閃きのポイントを
お話しいただきました。

───────「今日の注目の人」───

川口 淳一郎
(宇宙科学研究所・宇宙飛翔工学研究系教授)
  ×
齋藤 孝(明治大学教授)
  ×
石黒 浩(大阪大学教授)

※『致知』2017年9月号【最新号】
※特集「閃き」P18

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【齋藤】 
最近、私が感じているのは、
笑っている瞬間に
アイデアが生まれることが非常に多い、
ということです。

昔、研究を一人でやっていた時は
ひたすら本を読んだり、
思索に耽ったりしていたわけですが、
いま学生と一緒にいる時は、
とにかく爆笑できるくらいの
ものでなくては
閃きは生まれないということを
強く言うんです。



それでニーチェの
「祝祭的空間」という言葉にあやかって、
それを授業でも実践しています。


【石黒】
どういうことをやられるのですか。


【齋藤】 
くだらない発言でも拍手をし
ハイタッチをしようと決めていて、
どよめく練習までやるんですね。
「おおーっ」って(笑)。

誰が何を言っても盛り上がるように
安全ネットを張った上で、
私自身自分が思いついたことを喋り続け、
彼らにもそれをやってもらう。

もちろん、大学の授業ですから
テーマや教材はとても難しいのですが、
そういう一種の
祝祭的な空気感をつくることが
閃きを生む上では
とても大事だと思います。……




※三人の対談には
 仕事やプライベートで
 閃きを得るヒントが満載です。
 ぜひ本誌をお読みください。