読者からの分厚いお手紙


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.22


本日は月刊誌『致知』の編集長が綴る
「コラム」からお届けします。。

────────[今日の注目の人]───

☆ 読者からの分厚いお手紙 ☆

「特集総リード」

※『致知』2017年1月号【最新号】
※特集「青雲の志」P9

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『致知』は今年、創刊39周年を迎える。

こんな堅い雑誌は誰も
読まないと言われながら、
いまでは『致知』の到着を
心待ちにしてくださる愛読者が
全国津々浦々に及んでいる。


先日、通勤電車を降りようとした際、
一人の主婦らしき女性に、

「『致知』の愛読者です」

と声を掛けられた。


「毎月素晴らしい雑誌を
 ありがとうございます。
 そのことをお伝えしたくて……」


その人はそれだけを言い、
足早に去っていかれた。

名状しがたい嬉しさとともに、
身が引き締まる思いを覚えたことだった。


これも最近、一読者から
分厚いお手紙をいただいた。

初めて知るお名前で、
39歳の男性である。

9年の刑期を終え、
このほど満期出所したという。

在所中は他の受刑者との
接触を禁じられ、長い拘禁生活で
精神状態が限界に達しかけていた。

そんな時に知人が『致知』の
一年間購読を差し入れてくれた。

手紙はこう記す。


「私は貪るように『致知』を
 手に取り、ページを開くと、
 そこには人生の先輩方の
 珠玉にあふれた言葉があり、
 自暴自棄になって部屋の隅で
 腐りかけていた私に語りかけてきました…

 それからの私は毎月送られる
 『致知』を人生の手本として、
 何度も何度も読み返し、線を引き、
 ノートに書き写し、毎日に彩りが出て、
 とても充実したものになってきました。

 人間学を勉強していると、
 生きる活力が湧いてくるというか、
 心の底から生きる喜びを感じる事ができます」

そして、手紙はこう締め括られていた。

「あの時、私が……



※続きは本誌でどうぞ。

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