2016年11月18日
◇ あなたの人間力を高める ◇
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.11.19
脳科学の第一人者で
「脳トレ」で有名な川島隆太さんが
最新号で、素読、音読がいかに
脳によいかを語られています。
認知症を改善させる働きまで
あるというから驚きです。
────────[今日の注目の人]───
☆ 素読のすすめ ☆
川島 隆太(東北大学加齢医学研究所所長)
※『致知』2016年12月号【最新号】
※特集「人を育てる」P22
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素読によって脳が活性化するのは、
お年寄りも同じです。
僕たちはこれを学習療法と呼んで
今日まで続けてきましたが、
高齢になって脳機能や生活の質が
低下する一番の要因は、
記憶の容量が小さくなることにあります。
記憶の容量とは、
作業をする時の机に例えると
分かりやすいと思います。
若い時は大きな机を持っているので
パソコンやノートを置いたり、
資料を並べたりして
自由自在に作業ができます。
ところが、年をとると
机が小さくなっていって
最後にはノート一冊すら
広げられなくなってしまう。
若者でも、SNSばかりやる人は
このような状態になります。
この狭くなった机を何とか
広げられないかというので、
認知症のお年寄りに、
美しい日本語の文章を
声に出して読ませる
トレーニングを取り入れました。
認知症は薬を飲んでも
よくはならないんです。
悪くなるスピードを遅らせるだけです。
ところが、素読を続けると……
※美しい日本語の文書を
読ませることでお年寄りの脳は
どのように変わったのでしょうか。
続きは誌面でお読みください。