本当の闘いが始まる


▲ あなたの人間力を高める ▲
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.10.1


娘にも必ず言葉があると
信じて闘い続けた母・溝呂木眞理さんと、
沈黙の世界で「生きる意味」を求め続けた
最重度の脳障碍を持つ娘・溝呂木梨穂さん。

最新号ではそんな母娘の
感動物語をご紹介しています。

────────[今日の注目の人]───

☆ 急転直下の一か月 ☆

溝呂木 眞理(チャレンジドハート代表)

※『致知』2016年11月号【最新号】
※特集「闘魂」P30

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新生児黄疸(おうだん)の治療のため、
大きな病院で治療をしてもらったのは
出産後3日目のことでした。

経過もよく、すぐに家に戻れたのですが、
それも束の間、ミルクを吐き出すなど
梨穂の体調が思わしくありません。


再び病院に駆け込んだところ、
今度は血液中のビリルビン値が上昇し、
脳細胞が侵される核黄疸に
罹(かか)っていると判明しました。

確たる原因も分からぬままに
光線治療や交換輸血といった
応急処置が施されること約20日。

「ようやく症状が落ち着いてきたので、
 来週には退院できるでしょう」

という医者の言葉に、ようやく安堵の
思いで眠りにつけたものの、
翌朝病院からかかってきた
電話に私は息を呑みました。

「梨穂ちゃんの呼吸が
 止まっているのを発見した」

と言うのです。


あまりに突然のことで、
気が動転しそうな自分を
抑えつつ病院に辿り着くと、
そこには何本かの管を通され、
人工呼吸器に繋がれた梨穂がいました。

「もう助からないかもしれません」

医者からそう告げられた私は、
もう何も信じられない
という思いを抱きながら、
ただただ梨穂を見守ること
しかできませんでした。



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それから一週間、ようやく
梨穂に自力呼吸が戻りました。

しかし、この時既に梨穂は
起き上がることも、
喋ることすらできない最重度の
脳障碍児になっていたのです。

そしてちょうど出産から
一か月が経ったこの日から、
私たち家族にとっての
本当の闘いが始まったのです……




※母娘の苦闘の日々、そして
 娘が胸の中に秘めていた
 言葉を初めて知る瞬間──。
 続きは本誌でどうぞ!



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★『致知』11月号が発刊されました★
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    特集テーマは「闘魂」

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