日本IBM専務のビジネス人生の原点

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致知出版社の《人間力メルマガ》 2017.7.24


優秀な人材が集まる日本IBM。

生え抜きで取締役専務執行役員に
まで昇進を果たした福地さんの
ビジネス人生の原点とは──。

───────「今日の注目の人」───

福地 敏行(日本IBM取締役専務執行役員)

※『致知』2017年8月号【最新号】
※連載「二十代をどう生きるか」P98

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私が入社した昭和60年は、
日本IBMが大量採用を始めた年でした。

当初約1万人だった社員数が、
僅か5年間で約2万人に
倍増したこともあり、
同期は1,700人近くおり、
たくさんのよき後輩にも恵まれた一方、
上には10歳以上年の離れた
厳しい幹部社員しかいませんでした。


営業部門へ移り、
最初に5年間仕えた上司は、
関西にその人ありと
謳われたやり手でした。

しかも、担当エリアの前任者で
私の仕事を熟知している上に、
口ぶりに容赦がなく、机を叩いて
相手を罵倒するなどの厳しい
指導にめげてしまう
部下もたくさんおり、
非常に手強い相手でもありました。

福地さん

私がその上司に何とか
仕えることができたのは、
あの人は決して性格が悪いわけではない、
会社のミッションのために
あえてそういう態度を
取っているのだろう、
と客観的に見ていたからです。


とは言え、ずっと顔を
付き合わせているのは正直辛い。

そこで私は、自分のミッションを
速やかにクリアし、少しでも
早く退社できるよう、
仕事には随分工夫を凝らしました。


特に心掛けたのは、
その上司を普段からよく観察し、
何に関心を抱いているかを
掴んでおくことでした。

そして10の指示を受けたら、
関心の高い三を最優先で処理し、
本人の期待よりも早く
高い品質で返すのです。

人間は同時に多くのことを
記憶できないもので、
あとの7は指示した本人も
忘れていることもあり、
さほど急がなくとも問題はありません。


これはお客様にも言えることです。
すべての……




※福地さんの原点となった
 20代の仕事ぶりの続きは
 本誌でお楽しみください。

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