就職試験や進学の面接にも役立った?

教育


『致知』をテキストに一か月に
一回学ぶ勉強会、「社内木鶏会」。

それにヒントを得て、
生徒たちにも人間学を授けようと
学内木鶏会を展開する二人の監督。

果たしてどんな効果が
表れたのでしょうか。

────────[今日の注目の人]───

★ ある生徒の変化 ★

北須賀 俊彰(尾道高等学校硬式野球部監督)
     ×
成山 一郎(関西学院大学体育会サッカー部監督)

※『致知』2016年7月号【最新号】
※特集「腹中書あり」


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6月15日

【北須賀】
うちの生徒たちも、木鶏会を通じて
学年を追うごとに成長しているな、
という手応えはすごく感じています。

今年の春に卒業した三年生たちは
二年間で見違えるほど成長しました。


とにかく吸収が早いというか、
私たち大人よりも
すごいんじゃないかと思うくらいです。

それから今回の対談の
お話をいただいた時に、感想文を
見返していて気づいたのですが、
同じ生徒でも最初のものと
最近のものとでは、文字の書き方から、
捉え方まで全然違うんですよ。

本当にこれだけ成長する
ものかと驚きました。

特に入部してきた時から
気になっていた生徒の一回目の感想文と
最近のものとを比べると、
文字も中身も別人のようです。


最初の頃は「どうだ」と声を掛けても、
表情を変えずに「はぁ、まぁ」と言うだけ。

「分かったか」と言っても、
「はぁ」ですよ(笑)。

その生徒がいまは
見違えるようになりました。
今年三年生ですが、一冬越えて学力の
面も含めて本当に成長してきているので、
これも木鶏会の成果だと思います。


それと就職試験とか大学受験の時に、
木鶏会の取り組みが力を
発揮していたことも分かりました。


【成山】
といいますと?


【北須賀】
うちは夏の大会で三年生が引退した後も、
木鶏会だけは学校を卒業する
まで参加させているんですよ。

ですから、そういった野球以外の話も
木鶏会の場で出てきましてね。

確かにいまの試験は昔とは違って、
一つのことをディスカッション
しているところを試験官が採点して
合否を決めているところが
結構あるんですよ。


そんな訳で今年の春に卒業していっ
た三年生たちが口を揃えて言っていたのは、

「就職試験や進学の面接に役立ったので、
 絶対に月一回の木鶏会は大事にするべきだ」

ということでした。


【成山】
あぁ、なるほど。

木鶏会を通じて耐える力が
ついてきたのと併せて……



※木鶏会を通じて、生徒たちは
 どう変わっていくのか――。

 『致知』の学びを通じて
 生徒が変わっていくプロセスは
 本誌でお楽しみください!