ダメ社員が、注目企業の社長に


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.28


飛行機の機内や駐車場、
エレベーターなどに設置された
FFミラーをご存じでしょうか。

このFFミラーの開発製造で
世界から大きな注目を集めているのが
埼玉県にあるコミーという会社です。

社長の小宮山栄さんは若い頃、
何をやっても長続きせず、
転職を繰り返していたそうです。

ここではそんな小宮山さんの
歩みをご紹介します。

────────[今日の注目の人]───

☆ 出会いの喜び、創る喜び、
 信頼の喜び、もっともっと ☆

小宮山 栄(コミー社長)

※『致知』2017年1月号
※連載「致知随想」P85

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私が信州大学工学部を卒業し、
ベアリングの名門メーカーに
入社したのは1962年のこと。

しかし、いざ入社すると
同期は東京大学や慶應義塾大学といった
超一流大学の卒業生ばかり。

加えて、生来の引っ込み思案な
性格が災いして、なかなか
仕事を覚えることができません。

後輩が入ってくると、
遂に上司は私を飛び越えて
後輩に仕事を頼むようになり、
ますます劣等感に
苛まれるようになりました。


精神的にまいっていたのでしょう。

やがて周りから「役立たず」と
囁かれている気がし始め、
私は3年半で退職する
ことになったのです。

まさに「脱サラ」ならぬ
「落サラ」でした。
 
その後も自動車整備業や
百科事典の営業など、
自分の適性が分からず、
職を転々とする
苦しい日々を送りました。


光が見えたのは1967年のこと。

当時、私は知人の紹介で
帝国劇場や宝塚の看板を
手掛ける会社で働いていたのですが、
自分にもできるかな、
と思っていた矢先、偶然

「シャッターに文字を
 書いて優雅な生活」

と書かれた新聞記事を目にしたのです。

不思議と

「これだ!」

と閃くものがあった私は、
ペンキと刷毛、筆、バイクだけで
商店街の店舗を回り、シャッターの
文字書き塗装業を始めました。

商店街のシャッターに
文字を書く仕事は
いわば看板業の隙間ビジネス。

意外にもこれがとてもうまくいき、
一年後には……



※「落サラ」だった小宮山さんは、
 どのようにして世界から注目を集める
 社長へと変貌を遂げられたのでしょうか。
 続きは本誌でお読みください。