『はじめて読む人の「古事記」』(今野華都子・文/中尾早乙里・画)

全国30か所で古事記塾を主宰し、7年間で1,000人以上の受講生と『古事記』を学んできた著者。世界一のエステティシャンの称号も得た彼女が、いまなぜ『古事記』を紐解き、その学びを人々に伝えようとするのか?

「古来受け継いできた道や高い精神性が失われ、日本人の精神基盤となる一切が消え去りつつあるいま、私たちは世界一の精神性、誇り高いその魂を取り戻さなければならない」と今野華都子さんは言います。

『古事記』が難しいと思っている方に簡単に読める本をとの思いから、全漢字に読み仮名を振り、主要な神様や人物には挿し絵を添え、本文も分かりやすく色分けをするなど理解しやすいよう工夫が施されています。

伊邪那岐命と伊邪那美命の壮絶な神生み、天の岩戸開き、稲羽の白兎などの有名な神話。兄神からひどい仕打ちを受けながらも不平や不満を微塵も見せず、引き受けた任務をやり遂げようとする大国主命の姿。神々が織り成す壮大なドラマに心ときめくとともに、その精神が私たちの中にも確かに息づいていることを実感することでしょう。

日本人として必ず一度は読んでおきたい『古事記』。
お子様やお孫様への読み聞かせにもおすすめです。

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1,000人以上に『古事記』を教えた
著者がやさしく紐解く入門書

『はじめて読む人の「古事記」』

今野華都子・著/中尾早乙里・画

定価=本体1,500円+税

 

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