2024年08月25日
「愛あるおせっかいが世界を救う」を信条に、70代にしておせっかい協会を設立した高橋恵さん。80代になった今も講演活動やSNS発信、メディア出演、セミナーや交流会を精力的に行い、日本全国の方々との出会いを楽しみ、毎日をアクティブに過ごしています。高橋さんの著書『百年人生を笑って過ごす生き方の知恵』は、百年人生を明るく楽しく歩もうとする人々に向けた高橋恵さんからの元気と愛のメッセージ集です。本書の中から、ガツンと生き抜く元気と愛のメッセージを1篇ご紹介します。 ◎各界一流プロフェッショナルの体験談を多数掲載、定期購読者数No.1(約11万8,000人)の総合月刊誌『致知』。人間力を高め、学び続ける習慣をお届けします。
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社会の理想に縛られない。人のあり方はそれぞれでいい。周りと同じようになろうとしたらしあわせになれない
またまたガツン! と書きます。
「社会の理想は捨ててしまいなさい」「周りの目はどうだっていい」
あなたはあなたの生き方でいいのです。
悩む必要はありません。
創業した販促PR会社で新入社員の面接をしている時、社会が求めている、就活生の理想像にほぼ近いような返答が多くありました。
そこで「あなたの理想は何ですか?」と質問をすると、就活生は原稿を用意したかのように即座に返答しました。
「御社の戦略に沿った企画を立て、それを遂行する一員となることです」
私は心の中で「はい、よくできました、でも、他の人も同じようなことを言っていますよ」「で、あなたは何をしたいの?」と聞きたくてうずうずしていました。
でも、そこまで強く質問すると、圧迫面接のパワハラと書き込まれるかもしれないのでグッとこらえました。
私が就活生だったら「私の理想は、この会社が大好きですから、社長になりたいです。
理想は、おせっかい経営・おせっかい営業を浸透させ、売り上げを10倍にすることです」と大ぼらを吹いていたでしょうね。
そしてそんな時、私が現役の社長だったら「即採用」とします。そういう人材にはワクワクします。
人のあり方はそれぞれ違っていいのです。
周りと同じことをしていたら、誰の目にも留まりません、
あなたの個性を生かしてください。
本記事の内容は、『人生百年時代を笑って過ごす生き方の知恵』(高橋恵・著)より抜粋しています。
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1942 年生まれ。一般社団法人おせっかい協会会長。3 歳の時に父が戦死し、シングルマザーとなった母のもと、3 人姉妹の次女として育つ。短大卒業後、広告代理店に勤務。結婚退職後、2 人の娘の子育てをしながら様々な商品の営業に従事し、トップセールスを記録。40 歳で離婚。42 歳で当時高校生だった長女らと共に自宅のワンルームマンションでPR 会社を創業。その後、長女に託した同社は2018 年に東証一部に上場。2013 年に一般社団法人おせっかい協会を設立。80 代の現在でもクラブハウスに週9 本以上、ラジオ、テレビに月1 本出演。その他、おせっかいセミナー、講演、オンライン交流会を行っている。著書に『幸せを呼ぶおせっかいのススメ』(PHP 研究所)『笑う人には福来る』(文響社)『あなたの心に聞きなさい』(すばる舎)『営業の神様が笑うとき』(秀和システム)がある。おせっかい協会支部を全国各都道府県に設立中。