櫻井よしこ、島田慎二、安田 登、木村一基……どんな困難にも屈しない、「百折不撓」の名言集

2020年7月号「百折不撓」には、ジャーナリスト・櫻井よしこさん、能楽師・安田登さん、千葉ジェッツふなばし会長・島田慎二さんなど、分野を問わず不屈の歩みを続ける方々に多数ご登場いただいています。その今号より、仕事・人生の中で遭遇する困難に屈せず、何度でも立ち上がる勇気、心の力を養う名言をご紹介します。

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百遍倒れても百遍立ち上がるために

〇「笑うこと。退屈しないこと」※長生きの秘訣を問われて(人類史上最も長生きをしたとされる仏女性 ジャンヌ・カルマン)

〇「その時々で国の形は随分違いますけれども、我われの先祖は変化に対応し、乗り越え、日本国を創ってきたんですね。その根底に流れているのは、利他の心、公の精神、責任感、そういう立派な国民性だと私は思います」(ジャーナリスト・櫻井よしこ)

〇「『百折不撓』で大事なのは、『不撓』ではなく、『百折』にあると思っています。(中略)どんな状況でも屈したら終わりですから、『不撓』で立ち向かうのはある意味当たり前で、やっぱり『百折』こそ大事であって、どんどん失敗を経験し、そこにこそ生きるべきではないでしょうか」(参議院議員・青山繁晴)

〇「見た目だけではその人の本当の価値は分からない、どんな人だって使いようによってはその会社やお店に欠かせない人材になるんです」(北洋建設社長・小澤輝真)

〇「不平不満などマイナスの発想をしていると本当にその通りになってしまう。やっぱり、自分が言った言葉、思ったことが現実になっていく」(ドリームジャパン社長・長原和宣)

〇「大きな問題に直面した時に『史記』を紐解いてみることです。私も『張良』を演じることになった時、改めて『史記』に向き合ってみると、それまで分からなかった張良の話の意味が見え、道を示してくれました。変化の激しい現代では、いま為すべきこと、これから自分はどうやって生きていけばいいのか、自ら考え、自ら学び、行動していく人物が求められてくるはずです」(能楽師・安田 登)

〇「東日本大震災以降、よく『想定外』という言葉が使われるようになりました。しかし、登山においては想定外という言葉は通用しません。危機の9割は予見できることを考えれば、想定外というのは甘えに他ならないというのが私の考えです」(無酸素登山家・小西浩文)

〇「勝負に負けた時でも決して腐らず、情熱を持って頑張り続ける、それだけですね。棋士は勝ち負けの世界ですから、うまくいかない時でも同じように頑張り続けられるか、より頑張ろうと思えるかがとても大事なんです。綺麗な言葉で表現すれば、情熱を持ち続けられる人、悪く言えば諦めが悪い人が道を開いていく」(棋士・木村一基)

〇「百折れたなら、250回立ち直ればいいじゃないかって。(中略)どんなに最低な時でも、最高の状態をイメージしながら取り組めば、這い上がる過程は最高に楽しいものになる」(箕面自由学園高等学校チアリーダー部監督・野田一江)

〇「どの出来事も渦中は八方塞がりでどうしようもないと思われがちですが、必ず出口がありました。僕自身の難病もそうですが、闇が暗かった分、出口の先に広がっている世界は、本当に光り輝いているんです」(7本指のピアニスト・西川悟平)

〇「生物の多様性だけではなく文化の多様性にも注目するのはとても意義深いことです。日本人は祖先が営々と築いてきた他にはない素晴らしい文化を見つめ直し、これまで以上に誇りを持つべき」(東京大学名誉教授・月尾嘉男)

〇「何かを行う時には必ず大義を掲げますが、覚悟を決めて無我夢中でやっていれば、どんな困難が降りかかってきても失敗と感じませんし、成功するために次々とアイデアが浮かんできて、どこまでもチャレンジを続ける」(千葉ジェッツふなばし会長・島田慎二)

〇「いま、資金繰りも雇用も大変な状況でコロナ禍をサバイブする(生き残る)ことに精いっぱいですが、そんな時こそ変化のチャンス。(中略)結果がどうであれ、挑戦したほうが次の道が開けるヒントを得られますので、もっと多くの人がどんどん挑戦して、どんどん古くなってしまったものを変えていってほしい」(埼玉ブロンコスオーナー・池田 純)

(本記事は『致知』2020年7月号 特集「百折不撓」よりから一部抜粋・編集したものです)

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