スマホで酷使される目を守れ! 専門家が教える3つの視力回復運動

長時間にわたるスマートフォンやパソコンの使用は、老眼や認知症などの疾患の原因になると言われています。とりわけこのコロナ禍で、画面を見つめる時間が増えたと実感している人も多いのではないでしょうか。特に懸念されるのが、若者や子供たちへの影響。近視に留まらず、失明の危険性も指摘されています。その対策を「視力回復メソッド」を考案した、中川和宏氏にお話を伺いました。

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目指すは脳の若返り?

スマホ老眼、スマホ認知症という言葉をご存じですか? 老眼や認知症はもはや高齢者の問題ではなく、長時間スマートフォンを使う若者や子供たちも気をつけなければならない時代になってきています。

同時に、極度の近視や若者の記憶障害なども問題視される他、失明の原因トップで、40代以降が発症する病気と言われた緑内障も、いまでは20代、30代の患者が増えてきているのです。

これらの症状は急速な情報化とデジタル化の弊害として現れたもので、私は視力回復メソッドを開発し、40年近く広めてきた経験から、この現実に非常に危機感を抱いています。というのも、原因はすべて、目の酷使による目の老化現象だからです。

私が危機感を持っているのが、大半の人が「視力は治らない」と思い込んでいることです。病気や怪我は治すのに、なぜ目を治そうとしないのか、甚だ疑問でなりません。私は28歳の時に独自の視力回復メソッドを開発し、これまで3万人以上の視力を回復させてきた経験から、「視力は必ずよくなる」と声を大にしてお伝えしたい。

かく言う私自身、自分の視力を回復させ、65歳の現在も老眼に侵されることなく、快適な生活を続けています。

こんなに簡単!視力回復トレーニング

目が老化していく最大の原因は、血流障害から生じる「目の冷え」にあります。視力の悪い人ほど目が冷え切っているため、目を温め、これを解消することが最も効果的な手段です。目を動かすことで血流を改善し、内側から温めることが自身の治癒力を高めることに繋がります。

目と脳は関連しているため、目を動かすだけで脳の血流もよくなり、自律神経のバランス改善、ホルモンの分泌促進など、体全体によい効果が期待できます。本欄では、多くの人が効果を実感している視力回復メソッドの中から3つをご紹介しましょう。

◇目のパチパチ体操
目の周りの筋肉や血管、神経を刺激し、目の疲れを取り除きます。
①目をギュッと10秒間閉じる②パッと開いて10秒間上を見る。顔は正面を向いたまま動かさない(上下左右を1セットとする)

この体操はいつでもどこでも、何回やっても構いませんが、1日最低1セットを心掛けてください。「目が疲れた」と感じたタイミングでやるのも効果的です。

◇スピード遠近
一番疲れが溜まるピントを合わせる筋肉の凝りをほぐします。
①2~3メートル先にカレンダーをかけ、本を片手に持つ②近くの本の文字を3秒見る③遠くのカレンダーの数字を3秒見る(②と③の動きを合わせて1回とし、正面、上目遣い、下目遣いで各20回ずつ繰り返す)

短時間でピントを合わせるため、瞬間視力がアップし、記憶力が高まります。また、近くと遠くを交互に見ることで交感神経と副交感神経が刺激され、自律神経のバランスも回復。気分転換に最適です。

◇指先追いかけ体操
現代人はパソコン・スマートフォンなど近距離の画面に長時間釘づけで、目を動かしていません。そのためこの運動で普段使わない筋肉を動かし、狭くなった視野を拡大しましょう。記憶力アップにも繋がります。
①左右どちらかの人差し指を目から30センチほど前に出す②自分の目の高さで右に50センチほど動かし、顔は正面を向いたまま目で追う③同様に左に動かす(1秒で一往復し、10回繰り返す)

方向は上下左右の他、右上から左下などオリジナルでつくってみるのもおすすめです。

<一番重要なポイントは続けること>

目の筋肉は体の筋肉と同じで、運動によって鍛えることができるため、老眼や近眼、スマホ老眼やスマホ認知症なども、この体操を行えば必ず改善します。「こんなに簡単な運動だけで大丈夫?」と疑問に思われるでしょうが、何事も継続は力なり、です。目の体操を習慣化し、健康で明るい人生を送っていただきたいと思います。


(本記事は月刊『致知』2018年11月号 連載「大自然と体心」から一部抜粋・編集したものです)


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◇中川和宏(なかがわ・かずひろ)
昭和28年広島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒後、56年に「ピジョンサロン」を開設、これまでに3万人以上のカウンセリング実績を重ねてきた。自然治癒力を生かした視力回復法などに定評がある。

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