詩一筋 坂村真民さんの歩んだ道


詩をつくり続けることと、
自らをつくりあげること。


この二つを生涯貫かれた
『致知』でもお馴染みの
詩人・坂村真民さん


その弛まぬ努力によって、
多くの人の心に
火を灯す詩を
世に遺してくれました。

詩作を支えた真民さんの
日常生活を少しだけ垣間見てください



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坂村真民さんの歩んだ道

 
西澤 真美子(坂村真民さんのご息女)
※『致知』2016年2月号P46
  特集「一生一事一貫」


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詩一筋の生活というのは、
言ってみれば一日の生活すべてが
詩に向かっていたということです。
それも父は何事においても
徹底していました。
 
 
「自分は天才ではないのだから、
 少しでも長く生きて、
 少しでも多くの詩を書く」
と口にしていた父は、
食べる物にしても美味しい物ではなく、
体によい物を食べていたのです。
 
本当にすべてが
詩に向かっていた姿からは、
耳を澄ませば「コツコツ」という
音が聞こえてくるのではないかと
思ったくらいでした。
 
ただ詩を書く。
 
 
コツコツと。
おそらくある一定の期間だけで
よいというのであれば、
こうした生活を続けられる人も
いるかもしれませんが、
これを一生続けるというのは
本当に難しいことだと思います。
父には土曜日も日曜日も
ありませんでした。
お正月はと言うと、
一年の始めだからともっともっと
精進しようとするほどの
凄まじさがありました。
ただ、その厳しさを家族に
求めることはありませんでした。
父は自分のことはすべて
自分でするという生き方を
貫きとおした人でもあったのです。





 

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『致知』2月号のテーマは

「一生一事一貫」



「吾が生は一以て之を貫く
 ~先師道縁に導かれて100年~」

 伊與田覺(論語普及会学監)

 ・  ・  ・  ・  ・

 大正5年生まれの伊與田覺さんは、
 100歳を迎えられてもなお

『論語』を説いてやまず、
 3時間に及ぶ講義をし、
 多くの聴講生を魅了します。

 かつて誰もが至り得なかった頂に
 立っている伊與田さんにその歩みを
 話していただきました!



「続けると、勝負の奥にある感動が掴める」

 加藤一二三(将棋9段)
 ・  ・  ・  ・  ・ 
 将棋の道一筋に歩んで62
 最年少のプロデビューを果たした
 加藤一二三9段は、
 数々のタイトルを獲得し、
 現役の棋士として活躍を
 続けています。

 歴代最多の敗戦記録所持者としても
 知られる加藤さんが、
 苦節多き棋士人生の中で貫いてきた
 勝負師としての心の持ち方とは




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