百回以上読み返した本


日本最大のビジネススクール
グロービスの創業者・堀義人さん。

その読書量は、まだ経営の厳しい
創業期からコツコツと積み上げて
こられたといいます。

経営者としての核を作り上げた
読者体験を語っていただきました。

────────[今日の注目の人]───

★ 百回以上読み返した本 ★

堀 義人(グロービス経営大学院学長)

※『致知』2016年7月号【最新号】
※特集「腹中書あり」

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6月8日

僕は延べ2,000冊以上の本を
読んできたわけですが、
その中で一番好きなのは
『代表的日本人』です。


お読みになった方も多いと思いますが、
この本は明治41(1908)年、
キリスト教指導者の内村鑑三が
日本人の素晴らしさを
世界に知らしめようと、
英語で書いたもので、その後、
日本語をはじめデンマーク語や
ドイツ語に翻訳されました。


第35代アメリカ大統領
ジョン・F・ケネディの
愛読書としても知られています。


取り上げている人物は、

明治維新の立役者・西郷隆盛、
米沢藩主・上杉鷹山、
農政家・二宮尊徳、
近江聖人・中江藤樹、
日蓮宗の開祖・日蓮上人

の五人。


欧米人に分かりやすいよう、
『聖書』の言葉や西洋の
歴史的人物を例に挙げ、
五人の生い立ちから時代の中で果たした
役割までが綴られている名著です。

『代表的日本人』は日本や
日本人を理解するのに最良の書ですし、
ここに描かれている一人ひとりの
生き方が実に深く、僕自身、
百回以上繰り返し読みました。


例えば、西郷隆盛の次の
言葉が紹介されています。



※他にも特に影響を受けた本と言葉や、
 次世代を担うリーダーに伝えたい
 先賢の教えついて語る堀さん。

 続きは、本誌でお楽しみください!

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