2016年02月05日
京セラ、KDDIを1兆円企業に育て、
経営破綻に陥った日本航空を
わずか3年足らずで再建した
稀代の名経営者・稲盛和夫氏。
氏の人生のベースとは何なのか――。
3年前に1,400名の聴衆の前で語っ た
名講演が、いまCDとなって蘇りました
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特集総リード「活路を見出す」より一部抜粋
『致知』創刊35周年記念式典の基調講演は
京セラ名誉会長・稲盛和夫氏による
「運命的な出会いが人生をつくる」であった。
?氏は27歳で京セラを、
?50歳では第二電電を創業された。
?両社は現在、それぞれ売上高1兆円、
?3.5兆円を超す巨大企業となった。
?加えて、破綻に陥った日本航空の再建を
?依頼され、就任1年で1000億円の
?黒字を計上、2年8ヶ月で再上場を
?果たした。
?実績は讃えて余りある。
?その稲盛氏が1時間15分、
?淡々とした口調で一貫して説かれたのは、
?自分の今日あるは
?人生のいろいろな局面で出会った
?多くの人たちのおかげ、ということだった。
家庭の事情で進学は諦めていたのに、
?担任の先生がご両親を説得してくれたこと。
?京セラ創業時には家を担保にして
?協力してくれた人があったこと。
?そういう
「運命的な出会い」
?のおかげで自分の人生はある、
?決して自分一人の力で
?今日があるのではない──。
?人生に活路を見い出していくには何が大事か。
?稲盛氏のお話はその要諦を端的に示している。
?氏が
「謙虚にして驕らず」
「才能を私物化しない」
?を信条としてきたのも、
?あまたのおかげの思いがあるからである。
?大事業を成し遂げたいまもなお、
?その原点を忘れない氏の姿に、
?私たちが汲み取るべきものは多い――。
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≪1,400名の聴衆を魅了した名講演が蘇る≫
稀代の名経営者・稲盛和夫氏の
人生をつくった数々の出会いとは――。
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『致知』3月号のテーマは
「願いに生きる」