どうしてこんな酷い目に?


▲ あなたの人間力を高める ▲
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.10.8


人生ではいろいろな
出来事に遭遇します。

しかし、どのような出来事にも
必ず意味があると、
シスターの鈴木秀子さんは
おっしゃいます。

────────[今日の注目の人]───

☆ どんな辛い体験にも意味がある ☆

鈴木 秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)
   
※『致知』2016年11月号【最新号】
※連載「人生を照らす言葉」P102

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人生においては大なり小なり、

「どうしてこんな酷い目に
 遭わなければならないのか……」

と嘆きたくなるような辛いことを
体験するものです。

しかし時間を経て
冷静に振り返ってみると、

「あの出来事があったからこそ
 いまの自分がある。
 あの辛い体験は本当は
 恵みであった」

と納得できることが多いものです。


(中略)


私の主宰する勉強会に参加された
ある母親の話を思い出します。

彼女のお子さんは、
この夏に開催されたリオオリンピックで
金メダルを取る可能性もあった
優秀な運動選手でした。


幼い頃から才能を発揮し、
さらに学業も優秀で性格も素直な、
非の打ち所がない理想的な子でした。

母親はその子に常々、

「あなたは特別な才能に
 恵まれているのだから、
 その分多くを社会に
 お返ししなければなりません。
 スポーツも勉強も一所懸命にやって、
 オリンピックで
 金メダルを取れるよう頑張りなさい」

と言い聞かせ、叱咤激励していました。

誰もがその子の活躍を
信じて疑いませんでした。


ところが本人は16歳の時、
オリンピックの代表選考会前日に、
ビルの屋上から飛び降りて
自ら命を絶ったのです。
 
涙に明け暮れていた母親に、
ようやく立ち直りの兆しが見えたのは……




※娘さんの悲しい死にも
 やはり深い意味があったのでしょうか。
 『致知』11月号をお読みください。
 

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