いつまでも元気な脳のつくり方


脳を少しでも若返らせたい──。

誰もが願うことだと思いますが、
それが実際にできるのであれば
ぜひ試してみたいですよね?


認知症専門が説く、
親指と脳の不思議な関係に注目です!


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親指パワーを引き出せ!

 



長谷川 嘉哉(認知症専門医)

 

 



※『致知』2016年4月号【最新号】

  連載「大自然と体心」P134



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脳を若返らせ、健康な生活を

送るためには、その“意欲”が

極めて重要な鍵を握っています。

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多くの認知症患者さんを

診察するうちに分かったのは、

意欲の低下に合わせて、

脳の機能低下が本格的に

始まるという事実です。


必ずしも認知症だから

意欲が低下するのではありません。



若い頃と比べて、


「何となくやる気が湧かない」

「何をするにもおっくうになった」


と感じる人は多いのではありませんか。



退職間際まで活躍していた人が、

退職後に急激に老け込んでいく

というケースは多く見られますが、

それは現役時代に比べて、

脳への刺激が少なくなったことが要因です。



筋肉などが長時間使われなかったため、

萎縮し機能を失うことを

「廃用」と言いますが、

それと同じく脳も刺激を

受けないままでいると、

対応する部位が廃用に陥り

機能低下を引き起こすのです。



そのような研究をもとに、

私は認知症の患者さんの治療に

親ゆびを刺激する脳リハビリ”

取り入れて大きな成果を得てきました。


例えば、物忘れが目立つようになり、

ご家族とともに当院を受診された

75歳の元経営者の方のケース。


診断結果は早期認知症でしたが、

治療に親ゆび刺激法を取り入れたところ、

3か月程度続けた頃から、

表情が明るくなり、

言葉数も増えていったのです。


現在では、自ら散歩に

出掛けるようになり、

経営されていた工場にも顔を出し、

同業者の集まりにも

参加されるまでに回復されています。



また、認知症が進んだ

患者さんであっても、

当院では約8割の方が症状の維持、

もしくは「言葉数が多くなった」

「食事で好き嫌いを言うようになった」

などの改善が見られました。


検査で脳の萎縮が見つかった

といって諦める必要はないのです。



それでは、私が実際の診療経験から

開発した親ゆびのパワーを引き出す

「親ゆび刺激法」をいくつか

ご紹介していきましょう。


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・親ゆび曲げ刺激法

・親ゆび開いて閉じて刺激法

・親ゆびタッピング法


など、具体的な方法はイラスト付で

分かりやすい本誌をご覧ください!


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『致知』4月号のテーマは
「夷険一節」




「喜怒哀楽の人生を生きる」

船村 徹(作曲家)
 &
村上和雄(筑波大学名誉教授)?
 
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「別れの一本杉」「みだれ髪」など
 昭和を代表する数々の名曲を
 生み出してきた
 日本歌謡界の重鎮・船村徹さん
 その旺盛な作曲活動の原点には
 生涯の友との7年間が
 あったといいます。


 そんな船村さんの
喜怒哀楽に彩られた人生行路を、
筑波大学名誉教授の村上和雄さんに
伺っていただきました。


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