2015年11月16日
こんにちは!
ブログ担当 野口です。
1995年、火の車であった老舗医薬品メーカー・龍角散。
当時の年商40億円に対して、負債も40億円
そこから危機感のない社員の意識改革、
ブランド戦略、新商品開発など徹底的に断行し、
負債をすべて返済、年商を2倍以上に伸ばした
藤井隆太社長。
藤井社長は20代の前半まで
プロの音楽家としての道を進んだ後に
ビジネスマンに転向しました。
音楽家としての経歴は、
見事に龍角散の再建にいかされたとおっしゃいます
本日は、その経営手法をご紹介いたします
藤井隆太(龍角散社長)
※『致知』2015年12月号
連載「二十代をどう生きるか」より
朝7時半から1時間半ほど
満員電車のホーム整理員のアルバイトをし、
その後、学校にすっ飛んで
授業を受けたり練習をする。
さらには小中学生向けの音楽教室で演奏したり、
徹夜で音楽関係の仕事をして
翌朝アルバイトに向かうこともあった。
というのも、中学まではヴァイオリンを弾いていたが、
高校からフルートに転向したため
同級生に遅れをとっていたのだ。
参ったなと思っていた時、
あることに気がついた。
確かに指は回らない。
けれども長年ヴァイオリンをやっていたから
絶対音感はある。
譜読みも断然早い。
それを生かした活動をすればいいんじゃないか。
要するに、
「自分の強みを知り、強みを徹底的に伸ばす」。
これは企業経営にも通じる考え方であり、
まさに龍角散再建の際に私が用いた手法でもある。
私たちの日々の仕事でも生かしていきたいですね
∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
*********************************
>> 公式HPはこちら
*********************************