高倉健が愛した寿司店

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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.10.21


高倉健や五木寛之、平山郁夫など
多くの著名人に愛されてきた
名店「すし善」。

この店がなぜ愛され続けるのか、
社長の嶋宮勤さんの言葉から、
その秘密を探ります。

────────[今日の注目の人]───

☆ 我が闘魂の人生 ☆

嶋宮 勤(すし膳社長)

※『致知』2016年11月号【最新号】
※特集「闘魂」P10

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あれはいまからもう
40年くらい前ですけど、
北海道にロケに来た健さんが
うちの店へ寿司を食べに来たんです。


そのきっかけをつくってくれたのは
倉本聰さんなんですよ。
聰さんと私はその前から仲がよくてね。
聰さんが寿司を食べたいと言う健さんを
連れてきてくれたわけです。

どういうわけか知らないけど、
健さんに気に入ってもらって、
それから時々、
一人で食べに来るようになったんですよ。


私のことを
「嶋ちゃん、嶋ちゃん」って呼んで
ひいきにしてくれました。


(中略)


45年前かな、作家の五木寛之さんが
たまたまパッと店に入ってきたんですよ。
それからしばらくして五木さんが
『週刊朝日』の連載にうちのことを
書いてくれました。

札幌に行くとよく行く寿司屋がある。
この寿司屋はいつ行っても裏切られない、
いい寿司屋だって。


すし膳・嶋宮氏


当時はちょうど
経営が苦しい時期でしたけど、
そのおかげで売り上げが伸びましてね。

だからこの前、一緒に食事した時に、

「いやぁ、先生が
 あれ書いてくれなかったら
 店潰れてたよ」

って言ったんです。
 
あと、画家の平山郁夫さんにも
可愛がっていただいて、
うちの店の看板を描いてもらいました。


(中略)


独立したばかりの頃は
全然お客さんが来なくて、
困り果てたこともたびたびでした。
そんな中、いつも心に留めていたのは……




※嶋宮さんが心に留めたのは、
 どういうことだったのでしょうか。

 上記の文章にその答えがあります。

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