2017年01月30日
高校教師であれば誰もが直面する荒れたクラス。
元高校教師の占部さんによると、
荒れたクラスを立て直すには
指導のツボがあるそうです。
そのツボとはどのようなものでしょうか。
───────「今日の注目の人」───
☆ 生徒指導の流儀 ☆
占部 賢志(中村学園大学教授)
※『致知』2017年2月号
※連載「日本の教育を取り戻す」P122
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【教師C】
ところで、一つ伺いたいのですが、
教師が手を焼く高校生が恐れて、
先生の前では神妙になってしまうのは、
どうしたら出来るんでしょうか(笑)。
【教師A】
それと、そういう反抗的な生徒によって
荒れたクラスや学校を正常化するコツも
教えていただけませんか。
【占部】
Cさんの質問にはなんと答えていいのやら……。
とにかく悪戦苦闘して自得することですね。
冷たいようですが、そうとしか言えません。
プロの仕事にはそういうものがありますよ。
ですから、ここでは
Aさんの質問にお答えしておきます。
前号でいじめを止めない生徒を出席停止にして
更正させた事例を紹介しましたね。
あの生徒らは
学校でもいちばんの問題生徒だったようです。
その連中を徹底して変えた。
そこが実は問題行動に当たる
指導のポイントなのです。
【教師A】
いちばんの問題生徒から逃げない
ということですね。
【占部】
そうです。
問題を抱えるクラスや学校を立て直す際は、
いちばんの問題児を徹底して変革する。
そうすれば、二番手三番手の悪童は
自ずとおとなしくなる。
【教師B】
指導のツボのようなものですね。
【占部】
ええ。これは私の若い頃の経験ですが、……
※占部さんはどのようにして
荒れたクラスを立て直したのでしょうか。
続きは『致知』最新号でお読みください。