日本の人工知能は遅れている?


意外に思われるかも知れませんが、
日本の人工知能の技術は
世界に大きく遅れを取っているそうです。

人工知能の第一人者二人に
現状について語り合っていただきました。

───────「今日の注目の人」───

柳川 範之(東京大学教授)
   ×
松尾 豊(東京大学特任准教授)

※『致知』2017年8月号【最新号】
※特集「維新する」P60

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【松尾】 
とはいえ、日本の人工知能の技術は
世界に大きく後れを取っていて、
もはや勝負にならないくらいの
差になっています。

アメリカ、カナダ、中国、フランス、
イギリス、シンガポールの次に
日本がくるくらい、
いや、韓国なども
日本より上かもしれません。


   (中略) 

【柳川】 
日本がそれほどの後れを取っている
理由は何なのですか。

人工知能

【松尾】 
例えば、グーグルの年間研究開発費は
約一兆四千億円で、そのかなりの部分が
人工知能に使われています。

一方、日本政府が人工知能研究に
出している予算は
30億から40億円なんですよ。
研究費から比較にならないんです。
 
さらに、向こうの自動運転関係の
技術者の年収は
約30万ドル(日本円で約3,000万円)
くらいですが、日本だと500万円ほど。

報酬面でも、日本は優秀な人材を
惹きつける力が全然ありません。


結局、人工知能などの情報技術の世界では、
技術のベースをつくって、
その収益を再投資していくモデルを
先につくった人が勝つんですよ。
 
例えば、……



※日本における
 人工知能の未来については、
 ぜひ最新号でお読みください。