戦友たちの恩に報いる

生き方


☆ あなたの人間力を高める ☆
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.8.15


渡邉五郎三郎さんは
安岡正篤先生の高弟です。

戦後は、日本を道義国家と
するために奔走し、
青年海外協力隊を立ち上げた
立役者の一人でもありました。

今回紹介するのは、
渡邉さんの戦争体験です。
日本の再建に命を懸けられた
渡邉さんの原点がここにあります。

────────[今日の注目の人]───

☆ 人はいかにして大成するか ☆

渡邉 五郎三郎(元福島新樹会代表幹事)

※『致知』2016年9月号【最新号】
※特集「恩を知り 恩に報いる」P8

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──軍隊生活は
  どのようなものでしたか。


朝鮮の連隊に配属された後、
豊橋の陸軍予備士官学校に入り、
卒業後は見習士官として
初年兵教育に携わりました。
 
そのうちに私がいた師団に
動員命令が下り、
大隊の乙副官として
ニューギニアに
行くことになったんです。



渡邉先生・木刀



出発の準備をしていましたところ、
教育総監部から

「豊橋の陸軍予備士官学校に
 行って教官になれ」と。

私は部下たちとともに
出陣することを
誓い合ったばかりでしたから、
学校勤務になるなど
微塵も考えられません。

連隊長に強く申し入れましたが
認めてはいただけず、

「どこに配属されても国家のために
 尽くすことは同じだ」

と諭され、
教官として赴任したんです。
 
もしあの時、
ニューギニアに行っていたら、
この命はなかったでしょうね。

亡くなった部下や教え子のことを思うと
自己中心的な生き方など
できませんし、
亡くなった戦友たちを忘れて生きるなど、
私には到底できることではありません。

その恩に何とか報いたいという思いを、
きょうまでずっと貫いてまいりました。
 

※渡邉さんは戦後、
 どのように生き、
 亡き戦友たちの恩に
 報いてこられたのでしょうか。 
 『致知』9月号でお読みください。