惚れられるより惚れろ

仕事論


Ω あなたの人間力を高める Ω
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.7.14


スーパードライの大ヒットで
上げ潮に乗ったアサヒビールの
経営を担い、同社の地位を
盤石にした福地茂雄さん。

その経営力、人間力の
原点となった二十代のとは──。

────────[今日の注目の人]───

★ 二人の大先輩に導かれて ★

福地 茂雄(アサヒビール社友)

※『致知』2016年8月号【最新号】
※連載「二十代をどう生きるか」P94

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仕事というのは、この人にやらせたら
絶対失敗するぞというようなことは、
会社はやらせません。


自分というのは可愛いもので
俺はもっとできるとか、
他の仕事のほうが向いている
などと思いがちですが、
他人の目のほうが自分を
正確に見ていることが多いのです。


仮に不本意な配属であっても、
自ら選んでその会社に入った限りは、
そこで一所懸命働くのは当たり前。


そこで会社の悪口や不平不満を言わずに、
与えられた仕事を忠実にこなしていけば、
そこから必ず道は開けていく
というのが私の実感です。


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いまと異なり、私が入社した頃の
アサヒビールは、新入社員が支店長と
話をする機会は滅多にありませんでした。

代わりに仕事を教えてくれたのが
「ブラザー」と呼ばれる指導役の先輩で、
私には生前『致知』と深いご縁を
結ばれていた中條高徳さん、そして
松分光朗さんが付いてくださいました。

お二人とも後に副社長まで
務められた実力者でした。


松分さんは、一緒にお得意先を
回りながら

「タバコの灰を落とすな」

「敷居を踏むな」

といった社会人としての心掛けを
さりげなく説いてくださいました。


とりわけ印象に残っているのが、

「惚れられるより惚れろ」

という教えです。


お得意先には苦手なところもあり、
一所懸命に尽くしても商売が
広がらないこともありますが、
松分さんは

「それはお前の惚れ方が足りないからだ」

と諭してくださいました。

いまも大切な指針として心に刻んでいます。

中條さんは一家言の人で…




※「解決しない問題はない」。
 そう語る福地さんの躍動感
 溢れる二十代のご体験談の続きは、
 本誌でお楽しみください。