恩師・小柳陽太郎先生の教え


◇ あなたの人間力を高める ◇
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.11.13


平成の吉田松陰とも呼ばれたという
教育家の故・小柳陽太郎さん。

本日は九州にある寺子屋モデル社長
山口秀範さんが語る恩師・小柳さんとの
軽妙な思い出話をお届けします。

────────[今日の注目の人]───

☆ 恩師・小柳陽太郎先生の教え ☆

山口 秀範(寺子屋モデル社長)
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占部 賢志(中村学園大学教授)

※『致知』2016年12月号【最新号】
※特集「人を育てる」P58

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【占部】
どういう先生に出会うかは人生において
大きな影響力を持つわけですが、
やはり山口さんにとっての
理想の教師像は小柳先生ではありませんか。


【山口】
もちろんそうです。

小柳先生と出会っていなければ、
いまの人生はなかったと思いますよ。

とは言いながら、修猷館高校時代、
私は小柳先生の授業を
一度も受けたことはありません。

国語の先生は他にもいらして、
機会がなかったんです。

三年生で新しいクラスになると、
友人たちが口々に
「小柳先生はすごいすごい」と言う。


でも私にとっては、相変わらず
お顔は存じ上げていても
話したことがない、そんな存在でした。


一方、私はその頃、
文科系に行くか理科系に進むかで、
かなり深刻に迷っていたんですよ。

ある時、皆がそれほど讃えるのならと、
小柳先生に相談しようと思いましてね。

先生が宿直の晩、母のつくってくれた
牡丹餠を持って、夜分学校を訪ねました。

まず名前を名乗ってから、
相談させていただきましたが、
聞いておられた先生は、おもむろに
「どっちでもいいよ」と言われたんですよ。


【占部】
どっちでもいいと(笑)。


【山口】
ええ(笑)。それが答えなのかと
ちょっと落胆しかけた時、
小柳先生はこう続けられました。


「君はどの学部を選ぶかが
 人生最大の岐路で、
 もし間違った選択をすれば、
 大変なことになると思っているだろう。

 しかし、これからの人生で
 どの道を選ぶかという決断の場面は
 数え切れないほどやってくる。

 その度に迷うだろうが、
 実はどちらの道でもいいのだ。

 むしろ大事なことは、
 これと決めた道を
 一所懸命進むことなんだ」


その時に一緒にお話しくださった
比喩も面白かったですね。


「君ね、世の中には、綺麗だな、
 可愛いなと思う女の人が
 いっぱいいるだろう。
 
 だから……




※小柳先生のユーモアを交えた
 人生訓の続きは本誌でどうぞ!

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