医学的に正しい入浴法


皆さんは毎日、どのようなことを
意識して入浴されていますか?

最新号では温泉療法専門医の
早坂さんに、正しい入浴法を
教えていただきました。目から鱗です。

───────「今日の注目の人」───

早坂 信哉(温泉療法専門医)
   
※『致知』2017年6月号【最新号】
※連載「大自然と体心」P130

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私たちが毎日、当たり前の
ように入っているお風呂。

しかし、その医学的に
正しい入り方や健康効果は
意外に知られていません。


私は大学で長年、お風呂が
私たちの健康にとって
どのような影響を与えるのかを
科学的に研究してきたのですが、
その中で、お風呂の温度や
入り方を少し変えるだけで、
全くその健康効果が変わって
くることが分かってきました。


そもそもお風呂がなぜ
健康によいのかというと、
医学的には主に次の五つの
作用が考えられます。


一つ目は、「温熱作用」。

温かいお湯につかると、
体が温まり血液の流れがよくなります。

そうすると酸素や栄養分が血液に
よって体の隅々にまで運ばれ、
同時に体に溜まっていた二酸化炭素や
老廃物が体の外に排出されるのです。


さらには筋肉や関節が緩むことで、
肩凝りや腰痛、筋肉痛が
緩和されるという効果もあります。


二つ目は、「静水圧作用」。

これは水につかった時に、
水圧で体が締めつけられる
効果のことを言います。

その作用は意外に大きく、
お風呂に肩までつかった
状態で腹回りを測ると、
空気中に比べて数センチ
縮んでいるほどです。

足の浮腫の解消にお風呂が
効果的だと言われるのは、
重力で足に溜まった血液や
体液が静水圧によって
心臓まで押し戻されるからです。


三つ目は…




※本誌では肩こり、冷え症など
 症状別の効果的な入浴方法も
 取り上げられています。



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全国の『致知』読者から届いた声
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米沢出身です。上杉鷹山公の
話を祖父母から聞かされて育ちました。

人間の生きる道を心得ながら、
自動車の技術開発に40年関わってきました。

『致知』を知り、過去を振り返り、
生きる道の大切さを再認識し、
孫7名に伝えていけたらと心得ています。

  ───村田伊勢雄さん/埼玉県