人間学を学ぶことの意義


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.29


熊本県立熊本商業高校教諭で
簿記部顧問の木庭寛幸さんは
高校生とともに『致知』や人間学の
学びを続けられています。

『致知』を学ぶことで高校生は
どのように変わったのでしょうか。

────────[今日の注目の人]───

☆ 高校生とともに『致知』に学び続ける ☆

木庭 寛幸(熊本県立熊本商業高校教諭)

※『致知』2017年1月号
※連載「致知と私」P72

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私たちのクラブには、
いま82名の部員がいます。
『致知』を好んで読む生徒が多く、
定期購読者だけでも10名ほどがいます。


彼らが『致知』に興味を持ったのは
折に触れ、私が感動した記事の内容や
言葉を紹介していたからですが、
やがて生徒自らが興味を持つようになり、
いまでは『致知』に限らず、
自主的に致知出版社の本を購入したり、
希望者を募れば
人間力養成講座のような講演会や研修に
進んで参加する生徒も多くなりました。

むしろ、私が生徒たちに
リードされているような
感覚すら抱いています。


不思議なことに、生徒たちが
人間学を学ぶように
なってからというもの、
簿記部の成績は格段に高まりました。

全国大会では二度準優勝を経験。

大卒程度の高い実力が求められる
一級検定試験には、
毎年5人前後の生徒たちが
合格できるまでになりました。

どんなに頑張っても
ほとんど効果が出せなかった
頃のことが嘘のようです。

その意味では、
人間学を学ぶことの意義を
最も強く実感しているのは、
この私なのかもしれません。


私が『致知』を知ったのは
10年以上前のことです。
尊敬する簿記専門学校の校長先生が

「いい雑誌があるから」

ととても熱心に
勧めてくださったのですが、
すぐには購読に至らず、
しばらくはそのままの状態でした。
 
しかし、たまたま『致知』を開いて、
ある高校教師の記事を読んだ時、
目から鱗が落ちるような衝撃を受け、


「これはもっと早く
 読んでおくべき月刊誌だった」


と後悔して購読を開始したのです。
 
その教師は成績を上げることよりも、
まず人間教育に重点を置いた上で
生徒たちの技術や能力を
高めることを実践されていました。


一方、その頃の私はといえば、
簿記部の顧問として
なかなか実績が上げられず、
どうすれば大会の上位に進めるのか、
検定試験の合格率を高めるには
どうしたらよいのか、
そのことで頭がいっぱいでした。
 
そう思って改めて『致知』を読み返すと、
ジャンルを問わず
一事を成し遂げた人たちは、
程度の差こそあれ、
必ず人間学に目を向けられていました。

そのことに気づいてから
私の指導方法は、180度変わったと
申し上げていいかもしれません。

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