2016年06月30日
「円覚寺の横田南嶺管長が
20代、30代の若者に向けて
法話をしてくださるらしい――」
この話を聞きつけて
円覚寺に集まった若者たち約15名。
坐禅道場に通していただき、
目の前に置かれた横田先生直筆の
法話資料に書かれたタイトルは
「十牛図」。
「じゅううしず?」
「いや、じゅうぎゅうず、でしょ?」
そんな前提知識から始まった
横田管長の生き方法話に
20代、30代の若者たちは
次第に引き込まれ、心震わされました。
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▼まずもって『十牛図』とは?
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中国・宋代に書かれた禅の名著。
(ざっと1000年近く
読み継がれていることになります)
仏道入門から
真の悟りに至るまでのプロセスを、
当時中国で大切にされてきた牛と
牧童になぞらえ、
10枚の絵と短文で著される。
日本でも多くの禅家が
この名著に感動し、影響を受けた。
※ちなみに、読み方は
「じゅうぎゅうず」です。
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▼横田管長の法話をお聞きして
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「10の成長段階をお聞きして、
人間ってここまで高い境地に至る
可能性があるんだ、と感動しました!!」
(20代・女性)
「いま自分はどの段階にいるんだろうと
見定めながら聴かせていただきました。
自分を見つける旅は平素にあり、
と感じました」(30代・女性)
「胸の底に響きわたるような
横田老師の声にしびれました」
(30代・男性)
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▼若者たちが聴き入った法話って
どんな内容なの?
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【第一巻】
・序――「十牛図」とは何か
1.牛(本当の自己)を探す――尋牛
2.牛の足跡を見つける――見跡
【第二巻】
3.牛を見つける――見牛
4.牛をつかまえる――得牛
5.牛を飼いならす――牧牛
6.牛に乗って家に帰る――騎牛帰家
【第三巻】
7.牛のことを忘れる――忘牛存人
8.自分のことも忘れる――人牛?忘
9.はじまりにかえる――返本還源
10.街へ出て、童子と遊ぶ――入てん垂手
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「自分の生き方は、これでいいのかな?」
そんな問いを抱くのは、
どんなに時代を経ても変わらない
人間普遍の心理であるのかもしれません。
生き方を求める人たちに
1,000年読み継がれてきた
『十牛図』の神髄を、
800年続く名刹・円覚寺の横田管長が
時にやさしく、
時に力強く語った生き方法話。
横田管長が教える、
本当の自分に出逢うための10のステップを、
ぜひお聴きください。
【CD】『「十牛図」に学ぶ』(全3巻)
http://online.chichi.co.jp/category/CDDVD/8126.html