会社で~社内木鶏会のご紹介~ 社内木鶏会で、我が社はこう変わった

株式会社ミールケア 代表取締役 関幸博 様

企業プロフィール

株式会社ミールケア
代表取締役 関幸博 様

社名/ 株式会社ミールケア
創立/ 1990 年
所在地/ 長野県長野市穂保
社員数/1600名

経営に大事なのはお金ではなく人づくり

  私が十年以上勤めた郵便局を退職し、地元・長野で独立したのは一九九〇年、三十八歳の時でした。持ち帰り弁当店に始まり、次第に様々な事業に進出していったのですが、経営はなかなか安定しません。当時の私は、とにかく経営理念は他社の真似、社員や世の中のためという思いは全くなく、「儲け」最優先の人間でした。
 一時は倒産の危機に瀕するどん底を経験する中で、二〇〇六年にある女性社員から渡されたのが『致知』でした。その時はあまり内容が理解できなかったのですが、やがて自分でも購読を始め、深く読むようになると「経営はお金だけではない」「人づくりが大事だ」などその教えが腑に落ちるようになったのです。信用回復のためには「自分自身も含めた社員の心の成長しかない」と考えた私は、当面の危機を何とか乗り越え、銀行からの融資のほとんどを教育投資へと回していきました。
 そして、二〇一二年の「第一回社内木鶏推進リーダー育成塾」に参加したことを契機に、『致知』を使った社内木鶏会の導入を決意。当社ではその前から高齢者向け宅配食サービス、さらに保育園・幼稚園向けの給食事業へとシフトチェンジしていたこともあり、社員の間に「病気の高齢者の方に美味い食事を食べてもらいたい」「食を通じて子供たちの未来に貢献したい」「そのためには人間性、人間力を高めなければいけない」といった思いが醸成されつつありました。思えば当社はちょうど機が熟した頃に『致知』、社内木鶏会に出逢ったと言えるでしょう。

給食道を極め 世界中の人々を幸せに

 社内木鶏会を続けていくと、社内に嬉しい変化がたくさん起こりました。例えば、人前で話すのが苦手な社員が『致知』の感想文を発表することになった時には、周りの社員が「大丈夫だよ!」「一緒に頑張ろうね!」と声を掛け合い、自然にサポートするようになりました。新入社員が入った時にも、「よく来たね」と温かく迎え入れてあげる社風にだんだん変わっていきました。
 いまでは、社内木鶏会の枠を超えて、多くの社員が「誰かの役に立ちたい」との思いを持ち、自発的に行動する「一灯照隅」の人財になってきていることを実感しています。私自身も人として、経営者として、常に謙虚・素直であること、社員や世の中の幸せを願って行動し、感動を持って生きていくことこそが、経営の真の繁栄に繋がっていくのだという思いを強くしているところです。
 また、当社は、ゴールデン・ルールとして、「人にしてもらいたいことを、あなたも人にしてあげなさい」と謳っています。やはり、社員がお互いに相手を思い合い、幸せを実感できる社風であれば、自ずとお客様の幸せも実現できるのです。
 実際、業績は右肩上がりで、力を入れてきた保育園・幼稚園向けの給食事業は四百か所を超え、「ミールケアの給食を食べて成長できました」という声も数多くいただくまでになりました。いまは人々のさらなる健康のために、供たちの宿敵であるアレルギー、この研究に取り組んでいます。
 私は給食事業をビジネスだとは思っていません。日本の美しい食文化を提供し、子供たち、人々の健康をつくり、幸せな未来をつくる「道」であると考えています。その「給食道」を極め、世界にも広げていきたい―。その夢の実現に向け、これからも社内木鶏会に学び、一途一心、精進し続けたいと思います。


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