『致知』2024年2月号のご感想

お客様の声

2024年2月号の特集テーマは「立志立国」です。『致知』読者の皆様がお寄せ下さった感想をご紹介させていただきます。 ぜひご覧ください。

~メールやはがきではこんな感想も届きました~

◆中西氏の「一番急がれるのは日本人の心、精神の復興だと思います」という指摘は、これまでの自分の在り方を叱られたように思いました。櫻井女史の国を思う心、広く学ぶ姿勢。やはりこの二人はなくてはならない師と思います。(70代男性)―p.10「日本の底力を発揮する時が来た」(櫻井よしこ・中西輝政)

◆台湾にはリッパンチェンシンという言葉があり、その意味は勤勉で誠実で親切で、責任感があって自分の仕事に誇りを持っている。さらに自分のことだけでなくみんなのこと、次世代のことまで考えられるということ。この言葉を知り、私は日本人としての誇りを抱き次の世代に繋いでいく役割を全うするよう日々生きていきたいと思った。(20代男性)―p.22「【明治人の気概に学ぶ】福澤諭吉と北里柴三郎が目指したもの」(山崎光夫・白駒妃登美)

◆この記事は、熊本県人の誇りである幣立神宮名誉宮司春木伸哉さんの記事である。今だけ、自分だけ、お金だけの生き方が、自身はもちろん組織をも滅ぼすことを述べられている。ビッグモーター事件・ダイハツ検査偽造事件・政治資金裏金問題等々、ばれなければいいという無責任体質。70歳を超えた私自身が主人公となり生きていかねばと思った。長い間、致知を愛読しています。私の杖言葉が毎回あります。この度、食道がんを授かりました。より謙虚な人間に、より深みのある人間にと、天の配剤として病をいただきました。致知がこれからさらに私に深い気付きを与えてくれると思います。(70代男性)―p.36「甦れ、日本の心」(春木伸哉)

◆記事の通り水道インフラは老朽化していて、各自治体が管理・運営しなければならないので、修理費用がなく、更新できない状態です。国が税金を投入して順次更新すべきだと思っていました。食についても全くその通りだと思います。これからも力のこもった記事を期待しています。(60代男性)―p.52「日本の水と食を護れ!」(吉村和就 ・鈴木宣弘)

◆現在の日本の研究開発費は欧米に比し随分低く、日本電子社製の電子顕微鏡は圧倒的に中国で買われているという栗原氏の話を聞くと、文系人間の私でさえも先行き不安を感ぜざるを得ない。しかし、吉野氏の「川上を押さえて結果的に大きな見返りを得る」というお考えこそがまさに、資源に乏しい我が国が、自虐に陥らず新価値を創造し得るキーなのでは?と感じました。(70代男性)―p.62「科学技術こそ立国の礎なり」(吉野彰 ・栗原権右衛門)

その他のご感想

◆教師生活34年目で、今年還暦を迎えます。『致知』との出会いで少しだけ自分自身が成長し生徒や親に日本のすばらしさを伝えてきました。残り1年で区切りとなるため、若い教師に『致知』を紹介して教育に活かしていくようにしています。(50代)―p.10「日本の底力を発揮する時が来た」(櫻井よしこ・中西輝政)

◆日本の防衛のリーダーであった著者が今の日本の問題点を忌憚なく述べていることがとても勇気があって、素晴らしいと思いました。核保有というタブーも堂々と述べていて、その気概を感じました。日本の自立ということを本当に考えさせられました。いい記事をありがとうございました。感謝いたします。(50代男性)―p.32「日本よ、真の自立を実現せよ!」(田母神俊雄)

◆この文を読んで、118日本を学ぶための必読書セットを購入しました。特に、神武天皇のなさりようが、十七条憲法や五ヶ条の御誓文に通じるということをもう少し知りたくて、購入しました。戦後否定的に捉えられた教育勅語も今一度考えてみたいと思いました。責任を持って、行動するということの大切さを改めて知りました。そんなことは引き受けたくないという身勝手な行動をしてしまいがちですが、甘えずに、自分のミスはきちんと認めるということから、立て直していきたいと思いました。卑近な例ですが、エアコンのリモコンが故障して、その型番をよく確かめずに互換性のないリモコンを購入したのですが、Amazonはユーザーフレンドリーな会社なので、少し嘘を言えば、送料も自己負担せずに、返金を求めることができるのですが、今回思いを新たに、自らのよく調べずに購入したことを明らかにして、送料負担を覚悟して、返品しようと思いました。そんな小さなことから責任の所在を明らかにして、自分の人生を清く明らかな心もちで生きられるようになる一歩にしたいと思います。世間知でいっぱいの58歳中年のずるさを改めていこうと思っています。そのために、少しお金はかかるけれど、負担していこうと思い定めています。この心もちの変化も致知を読んでいることにもあると思い始めています。(50代男性)―p.36「甦れ、日本の心」(春木伸哉)

森信三氏の「2025年、日本は再び甦る兆しを見せるであろう。 2050年になったら、列強は日本の底力を認めざるを得なくなるであろう」を受けて、「和合の心をもって世界を導くのが日本が果たすべき役割であるし、日本をおいてそれができる国はない」とあり、日本の心である「和合の心」を自分自身が持たなければならないと思いました。(60代男性)―p.36「甦れ、日本の心」(春木伸哉)

自分自身がパワースポットになるという言葉は私の目標になりました。(50代男性)―p.36「甦れ、日本の心」(春木伸哉)

世界でも日本のインフラはとても安心して利用できますが、これから先の将来も安心して安定した利用ができるかはこの数年での物価上昇や国内の土地を海外の企業や富裕層に売却されていることを踏まえると水だけでなく食料などの品質や安定供給、または第6次産業である農業の後継者問題など様々な観点から日本人がお互いに協力し助け合い、これまでにないような最新の技術などこれからはさらに先を見据えた分野の方々で業界を越えて力を合わせ目覚める必要があると思いました。(30代男性)―p.52「日本の水と食を護れ!」(吉村和就 ・鈴木宣弘)

◆空手に出合った後のエピソードとイゴールさんのエピソードに感動しました。(40代男性)―p.44「与えられた縁の中で各自ができることを尽くす」(小沢 隆 )

自分自身もこれまで良くやってきたと思っているが、仕事に行くときに,今日はあれをやろう!という気迫がうすくなってきていたところでした。野崎さんが若い頃にいわれた、きょう何して遊ぼう、と思いながら会社に来い、は気持ちを軽くしてくれました。また、ひと頑張りできそうです。(50代男性)―p.96「山登りではなく川下りの生き方」(野崎治子)

このお話を読んでから自分の人生や生き方を肯定的にとらえることができるようになりました。また、心に響くフレーズがたくさんあり、勇気づけられました。ありがとうございます。(40代女性)―p.96「山登りではなく川下りの生き方」(野崎治子)

◆文中いたるところに今の若い世代に伝えたい言葉が鏤められていました。「いまの人は短絡的にコスパだとかタイパを意識して、すぐにToDoに走りがちやけど、大事なのはToBeや。ToBeを目指す哲学を持て」「ABC+DE 当たり前のことを馬鹿にしないで、ちゃんとやる。できるだけ笑顔で」など、新人研修で伝えたい言葉がたくさんありました。(60代男性)―p.96「山登りではなく川下りの生き方」(野崎治子)

◆職場に、どうしても我慢できない人が1人いて、その人の言動や行動に、言葉を荒げてしまった事が最近あり、モヤモヤしていました。「お互いの関係をよくしたかったら、小さなエゴを乗り越える努力が必要」と読んで深く反省しました。p.112にも、今の私に響く文章が幾つもあり、勉強させて頂きました。(50代女性)―p.110「人生を照らす言葉 連載168」(鈴木秀子)

◆いつも素晴らしい記事を届けていただきありがとうございます。毎月雑誌を届くのを楽しみにしています。毎号すばらしい先生達の話を毎朝よんでいるのですが、自分はまだまだだなと思いながらも、日々の一瞬を大切に後悔しないように過ごしています。安岡先生の「一燈照隅・万燈遍照」は私の座右の銘で、自分が出来ることは小さくてもコツコツと頑張ろうとさせてくれる素晴らしい言葉です。若い人たちにもその心を伝えていきたいと日々奮闘していますが、なかなか上手くいかない事も多く辛い日々もありますがいつか花ひらくと信じています。また、横田南嶺先生の「禅語に学ぶ」も毎月楽しみにしている記事のひとつです。先月の龍の話は辰年もあって家族に教えました。これからも毎月楽しみにしていますので、よろしくお願いします。(40代女性)

2月号の特集「立志立国」の対談全てが良かったです。これが日本が求められている大事な課題です。よくぞ取り上げていただきましたー!感謝です!(70代男性)

今月号の特集「立志立国」の対談全て良かったです。これが日本が求められている大事な課題です。よく特集にしていただき感謝です。(70代男性)

11の感動した記事があり、どれも甲乙つけがたい。2月号のテーマが「立志立国」であるためのことか、どの記事も心にささる。(60代男性)

『致知』ってどんな雑誌なの?

月刊『致知』は有名無名やジャンルを問わず、各界各分野で一道を切り開いてこられた方々の貴重な体験談を毎号紹介しています。書店では手に入らないながらも、44年間、口コミで増え続け、11万人に定期購読されている日本で唯一の人間学を学ぶ月刊誌です。

最新号のご案内

最新号 4月1日 発行/ 5 月号

閉じる