『致知』に寄せられたお客様の声

『致知』を読んでのうれしいお便りがたくさん届いています。 ご感想の一部を紹介いたします。


  • 人間を磨く

    滋賀県在住 立宅 麻奈美様(53歳)

    2000年11月22日、私は太田麻奈美からりゅうたく麻奈美になりました。
    「健やかなる時も、病める時も……」と結婚の誓いをした日から5年と1か月後、
    最愛の夫が星になったのです。出勤中の事故でした。

     私には、1歳11か月の息子と、妊娠8か月の娘が残されていました。
    泣いてばかりいることはできず、子供たちをしっかり育てること、
    次に天国で夫に会った時に恥ずかしくない生き方をしようと決意し、
    夫との死別を受け入れました。
    そして昨年11月22日、25回目の結婚記念日を迎えたのです。

     私は小学校の教員です。10年ほど前でしょうか。
    参加している勉強会で講師を務めておられた神谷裕子先生と長谷川博之先生の対談が
    『致知』という雑誌に載ると聞き、すぐに購読を申し込みました。

     驚きました。お二人の記事はもちろん、
    『致知』に載っているすべてのページが魅力的で、世の中にこんな素晴らしい雑誌があったのか!
     と「生きる指針」に出会えたような気持ちでした。

     記事の中で、「これは書き写して自分のものにしたい!」という文に出会いました。
    2020年9月号の藤尾秀昭社長の「特集総リード」です。
    特に「人間磨きの第四は、へこたれないこと。人生にはさまざまなことがあるが、
    すべては自分を磨いてくれる試練と捉え、へこたれずに乗り切っていくこと。
    苦難を乗り越えるたびに人は磨かれ鍛えられるという人生の鉄則を忘れまい」
    の文に胸がいっぱいになり、涙があふれました。

     最愛の人の死は確かにつらい出来事でしたが、そこから学んだことはたくさんあり、
    私を磨くために必要なことだったのだと納得しました。
    それ以来、心にビビッときた文はノートに書き留めています。
    気持ちがシャンとして背筋が伸びます。

     これからも『致知』に学び、母として、職場での管理職として、人間を磨き続けていきます。


    読む度に内なる力が湧いてくる

    東京都在住 梅津 春香様(27歳)

    『致知』との出会いは2025年の6月、SNSの広告を通じてでした。

     私は幼少期から人間性や人間力に関心があり、大学生の頃から、
    「本当に大切なものは何だろう」「物事の本質は何だろう」という問いを抱くようになりました。

     そんな折に『致知』の存在を知り、「人間学」というキーワードに興味をかれました。
    世のため人のためにと生きる人生の先輩方から、人生で大切なことを学びたい。
    どの分野にも共通する大事なことはいったい何だろう。
    私はまだまだ人生体験が少ないからこそ、人の生き方に触れて、
    人生の幅や視座を高める必要があると想い、購読を決意しました。

    それから半年経ったいまでは、
    『致知』は私の人生に寄り添い、励ましてくれる大切な存在になっています。
    ページをめくる度に、不思議と内なる力が湧いてくるのです。
    特に印象に残っているのが、2025年11月号に掲載された千玄室先生の追悼特別講話「生きる力」です。
    玄室先生の日本の伝統を重んじ、目の前のお相手や世界全体を思いやる志に胸を打たれました。
    また、人間力を高めるというのは、人の存在価値をどれだけ認識できるかということ。
    そのために知性を身につけ、心を豊かにし、いろんな経験を重ねて磨き上げることが大切だと学びました。

    私は現在、フェンシング競技で次の五輪を目指しております。
    スポーツは成果・結果だけに焦点が当てられやすい世界です。
    そんな中でも私は、五輪の理念である
    「スポーツを通じて人間性をはぐくむこと」「文化や国籍を超えた友情や連帯感」、
    そして「平和な世界の実現」に貢献できる人間でありたい。
    これからも、アスリートとしても、人としても、毎日を一所懸命積み重ねてまいります。


    知らなかった偉人

    東京都在住 坂爪 拓馬様(39歳)
    私の家は自営業で、両親が一緒に仕事をしていた。

    二人は仕事に追われ、いつも喧嘩が絶えなかった。
    教育熱心な母は、私に音楽や運動、勉学をいて厳しく指導した。
    私は期待に応えようと頑張ったがうまくいかず、
    母からいつも責め立てられていた。
    なんとか大学まで進んだが、心折れて中退。
    一時引きこもりになっていたが、そこから奮起して介護の仕事をするようになった。

    私には統合失調症の妹がいる。
    仕事が上手くいかず、会社を辞めて家に引きこもるようになった妹は、
    人生をあきらめ、「この状況は親のせいだ」と文句を繰り返していた。
    私は働きながら家事を手伝い、妹にもいろいろ気を配ったが、状況はなかなか好転しなかった。

    そんな中、知人から勧められたのが『致知』だった。
    最初はあまり興味が湧かなかったが、2016年4月号の谷口仁史さんの記事がすごく心に響いた。
    心に闇を抱えている子供や親と向き合い、9割以上の子供を社会復帰に導いた谷口さんに刺激を受け、
    「私も頑張らねば」と思った。

     ちょうど35歳以下の若手読者の勉強会「致知若獅子の会」を知り、入会した。
    会には自分で会社を立ち上げた人もおり、各々の行動力、温かな配慮に感服。
    私も皆さんに追いつきたいと思った。

    以来、『致知』を一層熱心に読むようになった。

    読む度に「日本にこんな素晴らしい人がいるのか」と勇気をもらい、
    困難にもめげずにイベントのリーダーを務めるなど、
    仕事に率先して取り組むようになった。


    いまは独立して、複数の仕事にたずさわっている。
    まだまだ未熟ですが、『致知』を読んで少しでも前に進めるよう、努力してまいります。


    手放すことのできない大事な友のひとり



    岩手県在住 坂本行雄様(72歳)

    月刊誌『致知』との出逢いは、32年前にさかのぼります。
    一教諭だった私が別の学校に移り、教頭になった時、
    送り出してくださった校長先生から、
    「いつまでも教科指導のみにこだわっていてはなりません。
    管理職なのですから、世間にあることすべてに目を向けて学んでください。
    1年間『致知』をプレゼントします。2年目からは自分で購入し、熟読し、力をつけてください」と、
    力強い励ましの文面と共に『致知』が送られてきたのです。

    それまで読んでいた教育雑誌とは違い、経営とは何か、目標と目的の違い、
    部下をやる気にさせる言葉がけ等々、深く考えたことのなかった内容が満載でした。

     しかし、せっかく贈っていただいたからにはと、疲れて帰った後、
    努めて手にするのですが、10分もすれば夢の中……。
    こんな調子で最初の1年分は、ほとんどつんどく状態で行方知れずとなりました。

     それから十数年を経て、学校教育相談研修会の記念講演会の席上で、
    岩手県教育委員会委員長もお務めになったA先生が
    「私は創刊当初からこの月刊誌を読んでいます。教えられること、考えなければならないことが満載です。
    管理職の皆さんにはぜひ読んでいただきたい」と言って、『致知』を紹介されました。

    当時のメモには、「2008年8月号 特集『人生を潤す言葉』」とあります。
     
     講演会翌日、電話で在庫を確認したところ売り切れとのこと。
    何としても読みたくて、A先生に連絡を取り、記事を読んだことを鮮明に思い出します。

     以来、『致知』を読み続けて約20年。息子と娘婿むこにプレゼントし続けて10数年になります。
    さらに管理職に昇進した同僚にも勧め、12年も読んでくれているのは嬉しい限りです。

     いまや『致知』は私にとって、もう手放すことのできない大事な「友のひとり」になっています。


    致知』で「素心を学び 持続可能な介護の仕組みづくりに挑戦

    北海道在住 神部寛仁様(33歳)

    社会人二年目の時、私は同期の誰よりも働いているのにまったく成果が出ず、悩み苦しんでいました。
    そんな時、経営者である父から勧められたのが『致知』でした。

     わらにもすがる思いで読む中で気づいたのは、「私が正しい」という思考にとらわれていたことです。
    上司の指示を聞かずに自分流に仕事をする。成果が出ない理由を取引先のせいにする。そんな社員が信頼されるわけがありません。

     私が大切にしなければいけない思考は「しん」。
    つまり「自分をありのまま伝える、また相手をありのまま受けとめる」という素直な心でした。
    『致知』を通じてこの心に気づかせていただいたおかげで、
    私はトップの成果を上げ、経済的な豊かさと人々に貢献する人生を歩むことができました。

    さらに、『致知』の若手読者の勉強会「関東致知若獅子の会」で世話人を務めるご縁も賜りました。
    いまを必死に生きる仲間たちと出会い、共に励まし合ったからこそ、挑戦し続けることができました。

    私は現在、「持続可能な介護のしくみを創る」ために、父・神部寿ひさが創業し、
    今年二十三年目を迎える介護施設の事業承継に取り組んでいます。
    介護は社会インフラです。介護離職が社会問題化する中、働く現役世代もサポートすることで、
    これからの日本、地方の成長に貢献する。
    私はこのビジョンの実現のために、心の炎を燃やし続けていくと決意しています。

    最後に、私は『致知』に出逢えたことを心の底から感謝しています。
    これからも『致知』に学び、「いっとうしょうぐう」の精神で、
    仕事を通じて多くの人々に人間学を普及してまいります。

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