40年間、受講生がやめない大人気古典講座

『「源氏物語」に学ぶ人間学』

境野勝悟 (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4800911702/

境野勝悟先生は『源氏物語』を
地元・大磯の地域の方々を対象に約40年にわたり講義をされています。

「とにかく大磯では受講生が辞めない。
40年もやっていると調子が悪くなって
入院する人もいるけれど、
講義の日は病院からでもやってくる (笑)」

境野先生はそう言って笑われますが、
そこまで受講生を引きつけてやまない
「境野源氏の魅力」とは……?

このたび、その境野先生による
『源氏物語』の連続古典講座が
一冊の本になりました。

境野先生の古典セミナーといえば、
その軽妙洒脱な語り口こそが最大の魅力。

読者の皆さまにも、
その一端を味わっていただきましょう。

* *

ちょっと関心のある人でも
「『源氏物語』は女の物語でしょう」
という風に思って読まない。

『源氏物語』というと、すぐ色恋の、
色好みの書になっているでしょう。

その解説を読むと

「源氏の次の不倫の相手は誰々です。
その次の不倫の相手は……」

などと書いてあるのもある。

『源氏物語』は不倫の書と思って
我々は読む気にならないんだな、当たり前だよ。
そりゃ皆さんが悪いんじゃない。
そういう風な見方しかしない人たちが悪い。

『源氏物語』は不倫物語じゃない。

「源氏」というのは男でしょう。
だから源氏という「男の物語」。

そう書いてあるのに、
なんで「女の物語」なんて言うんですか、
「あれは女の読むもんだ」なんて言うんですか。

冗談言っちゃ困る。

光源氏、源氏さんというのは
男として光ったんだ。

その源氏が何によって光ったか、
それを書いた物語が『源氏物語』だ。
だから主人公の名を「光源氏」というんだ。

男が男として光るにはどうしたらいいのか。
さっきも申し上げましたように、
男は女性によってしか輝くことはできない。
女性の力によってしか男は輝くことはできない。
そのことを書いた物語が
「光『源氏物語』」だ。

男が読まずしてどうしますか。

* *

<受講生の声>

「訳文を読んだだけでは分からない
当時の時代背景を境野先生が丁寧に解説くださって、
毎回『ああ、そうだったのか』という気づきがあります。
やっぱり日本人は日本の古典に触れると、心が豊かになります」

「この物語には悪人が出てきません。
例えば、生霊になってしまう
六条御息所にも理由があって、本人も苦悩している。
その心理的な描写を境野先生が詳しく解説してくれます」

「境野先生は『源氏物語』の原文は
日本人にしか味わえない情感があるとおっしゃいます。
日本人であれば、ぜひ『源氏物語』の世界観を
味わってもらいたいです。
そうじゃないと、もったいないと思います」

“博多の歴女”白駒妃登美さんも
受講生として参加された本講座。

『源氏物語』は決して女性だけの読み物ではない。
そこに描かれた人間の真実の姿と
愛の本質を学ぶことで、
男は磨かれ、女は輝きを放つ!
まさに人間学の最高峰が、ここにある」

と白駒さんも推薦される一冊。

全5講、総ページ数350ページを超える
読み応えたっぷりの一冊。
『源氏物語』を初めて学ぶ方にも
ぜひおすすめします。

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40年間、受講生がやめない大人気古典講座

『「源氏物語」に学ぶ人間学』

境野勝悟 (著)

定価=本体2,300円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/4800911702/

 

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