高杉晋作の人生を決めた3つの出来事


幕末の志士、高杉晋作。

その生涯に迫りました。

───────「今日の注目の人」───

☆ 高杉晋作の人生を決めた3つの出来事 ☆

一坂 太郎(萩博物館特別学芸員)

※『致知』2017年5月号【最新号】
※特集「その時どう動く」P32

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晋作の人生を決定づける
転機となった出来事として、
ここでは3つを挙げたいと思います。

一つ目は16歳の1854年2月、
父に従い黒船騒動に
揺れる江戸を訪れたことです。

この江戸行きが晋作の人生を
決めたと言っても過言ではありません。


幕府は高圧的な態度で迫る
ペリーと交渉した末、
日米和親条約に調印します。

それを間近で見た晋作は、
西洋の外圧をひしひしと感じます。

そして「何とかしなければ!」
との思いが湧き起こり、
剣術の稽古に熱を入れるのです。


二つ目は、19歳の時に
吉田松陰というカリスマ的な
師と出会ったことです。

萩に戻った晋作は、
藩校の明倫館に通い続けますが、
自分は何をすべきか
がはっきりと見えず、
悶々とした日々を過ごしていました。

しかし松下村塾の門を潜り、
松陰から新しい国造りの
具体策を授けてもらう中で、
志が定まっていく。

それは長州藩、そして日本の独立を
守るため外圧と戦うことでした。


最後の三つ目は…




※怒涛の如く幕末を駆け抜けた
 晋作の生涯の続きは本誌で。

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