英国のEU離脱で日本は……


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.9.11


月刊『致知』には時事問題を取り上げる
連載「意見・判断」のコーナーがあります。

10月号では、保守論客で知られる
中西輝政さんが英国のEU離脱と、
その日本に対する影響について
述べられています。

────────[今日の注目の人]───

☆ 英国EU離脱で世界の勢力図が変わる ☆

中西輝政(京都大学名誉教授)

※『致知』2016年10月号【最新号】
※連載「意見・判断」P128

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私の懸念はEUの行方そのものよりも
むしろ、EUと表裏一体である
NATO(北大西洋条約機構)が
揺らぎ始めてくる点にあります。

そして、その弱体化の動きを
一層強い関心を持って見つめている国が
ほかならぬロシアです。


冷戦後、ロシアの勢力を封じ込める目的で
NATOは東欧へと組織を拡大しました。
昨年のクリミア問題でEUは
アメリカと一緒になって
プーチン氏のロシアに
厳しい経済制裁を科しています。

つまり、ロシアにとってEUやNATOは
極めて目障りな存在なのです。

ことに19世紀以降、
一貫して反ロシアの強硬姿勢をとり続ける
イギリスとの関係は険悪でした。


そのイギリスがEUを離脱し、
対露融和路線のドイツが主導権を握ることは、
ロシアには大変好都合なのです。

プーチン氏は今後、一層ドイツに接近し
NATOの分断工作に動き始めるでしょう。

そして、
それを後押しするものがあります。……



※英国のEU離脱は
 日本と無関係ではありません。

 むしろ、世界の勢力図が変わることで
 日本は大きな危機に直面するとも
 中西先生はおっしゃっています。

 詳しくは最新号で。


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   『致知』推薦の言葉
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私は国際政治学者として
日々激動する世界情勢を考察する仕事を
していますが、その原点は歴史家として
「つねに変わらないもの」を
見つめる眼です。

この人間にまつわる真実を教えてくれる
『致知』を毎号読み続けています。

 ── 中西輝政氏(京都大学名誉教授)

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