地球規模で“いのち”を考える

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急激な気候の変化で
生き物たちに異変が。

そこにはどんな問題が
横たわっているのか。

地球規模から“いのち”を
考える名対談に注目です!

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◆ いのちを愛でる ◆

中村桂子(JT生命誌研究館館長)
   ×
内藤いづみ(ふじ内科クリニック院長)

※『致知』2016年5月号【最新号】
※特集「視座を高める」

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4月16日

【中村】
21世紀に入ってから、
気候と生き物の動きが変化してますね。

うちでもカエルが突然来なくなりました。

数年前は池が真っ黒になるくらい
オタマジャクシがいたのに。

それからハチもある日突然に消えて。

温暖化などいろいろ言われますけれど、
本当の原因は簡単には分からない。
人間の体のことも分からない
ことだらけでしょう。

地球全体のことなんて
もっと分かりませんでしょう。

大きな流れとしては、
地球は氷河期に向かっていますしね。
この前、地球という星の特徴を
専門家にお聞きしたら、
プレートでできていること、
だからこの生態系もあると言われました。

そのプレートが動いているから
地震が起きたり、津波が起きたり
するわけで、地球46億年の歴史は、
そういうものであり、その中では、
いまは優しい気候なんですね。
【内藤】
安定していますよね。
【中村】
もっとも地球の温度が
上昇していることは確かで、
変化は滑らかなものではなく
大きな振れ幅がある。

急に寒くなったり、
暑くなったりしますね。

そこではチョウやカエルは
大変だと思いますよ。
ただ、大きな問題は、
いまの地球環境の変化には
人間が関わっていることですね。

生命の誕生から38億年の間、
常にいろいろなことがありましたけれど、
それはすべて自然の動きでした。

ところがいまの変化は
人間が原因をつくっている
ところがあるのが問題ですね。
【内藤】そうですね。
【中村】
人間も生き物なのだから、
生き物の一つとして、
どうすればよいかを仲間たちのことも
思いながら考えなければと思うのです。

でも実際……

 

 

※科学者として独自の視点から
 いのちを見つめる中村さんと、
 在宅ホスピス医として
 いのちと向き合ってきた内藤さん。
 いのちを多角的に見てきた
 お二人の対談の続きは本誌でどうぞ!

 

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