イエローハット創業者・鍵山秀三郎氏の創業者魂



創業期をいかに乗り越えるか。

それは逆境に立たされた時にどう生きればよいか、
にも通ずる生きた教えになってくれます。

イエローハット創業者
鍵山秀三郎さん
自らの体験から掴まれた「確信」
ぜひ触れてみてください

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誠意を尽くしたと言えるか

 

 


鍵山 秀三郎(日本を美しくする会相談役) 
※『致知』2008年8月号

  連載「巻頭の言葉」

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一所懸命、一心不乱──


創業時の私は、ただただ夢中でした。


人が10時間働けば、

私は14時間、16時間働きました。

24時間寝ずに働くこともよくありました。



当時は会社の車に乗り、

しばしば遠方まで

仕事に出向いていましたが、

旅館に泊まる時間もお金もなく、

いつも夜を徹して走り続けるか、

車中で夜を明かしていました。



いまのようにエアコンのない時代です。



夏は窓を閉めて寝ると

蒸し風呂のように暑く、

開ければ体中蚊に刺されたものです。


冬は骨が凍るくらいまで冷え込み、

目が覚めて体を起こすとポキンと

折れるのではないかと思うくらいでした。



そうした中で、先方が何を

望まれているのかを必死で探り、

それに懸命にお応えして

信頼を積み重ねてまいりました。


自分の体力、心を尽くせるだけ尽くして、

なんとか毎日を乗り越えていた私には、

もっと上手くやってやろうとか、

もっと楽な方法はないか、などと

考える余地はまったくありませんでした。


?

よく“あの手、この手”といいますが、

人間には二本しか手はありません。


与えられた条件を生かして

やっていくしかないのです。


そうして至誠を尽くしていけば、

必ず見えなかったものが見えてきます。


どっちが東か西かも

分からないような真っ暗闇の中でも、

いつか薄明かりが見えてくるものなのです。



これは私の体験から確信を持って言えます。


?

もし何も見えてこないとしたら、

まだまだ誠意の尽くし方が

足りないと考えるべきです。

?

自分はこんなにやっているのに、

などと思っているうちはまだ駄目なのです。



この厳しい競争の時代に、

そんな精神主義は通らないと

考える人も多いことでしょう。


しかし、昔から競争のない

時代はありません。



実際に私自身も、

大変な競争の中を歩んでまいりました。



他社が目にも留めない

わずかな隙間に目を向け、

それが少しでも広がるように努力を重ね、

道をひらいてきたのです。


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『致知』4月号のテーマは
「夷険一節」




「喜怒哀楽の人生を生きる」

船村 徹(作曲家)
 &
村上和雄(筑波大学名誉教授)?
 
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「別れの一本杉」「みだれ髪」など
 昭和を代表する数々の名曲を
 生み出してきた
 日本歌謡界の重鎮・船村徹さん
 その旺盛な作曲活動の原点には
 生涯の友との7年間が
 あったといいます。


 そんな船村さんの
喜怒哀楽に彩られた人生行路を、
筑波大学名誉教授の村上和雄さんに
伺っていただきました。


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