2026年05月18日
2026年6月号の特集テーマは「人間を磨く」です。『致知』読者の皆様がお寄せ下さった感想をご紹介させていただきます。 ぜひご覧ください。
~メールやはがきではこんな感想も届きました~
◆特に印象に残ったのが、岡田監督の「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」という言葉です。
皆に好かれようとする表面的な優しさは、結果として大きな悪になることがある。逆に、一見すると厳しく非情に見える判断の方が、最終的には相手のためになることがある、という意味だと思います。この言葉は、実際にトップで勝負してきた岡田監督だからこそ、とても重みと真実味があるように感じました。
また、「神は細部に宿る(God is in detail )」という言葉は建築や芸術の世界でも使われていますが、岡田監督はそれを“勝利”という形で表現されてたことも、とても印象的でした。私はこれを読んで、ある意味では「徳を積む」という考え方にも近いのではないかと感じました。
誰かに見られているからするのではなく、自分自身の目標や信念のために、細部まで妥協せず積み重ねていく。そういう地道な積み重ねの繰り返しが、「人間を磨く」ということにつながるのではないかとも感じました。
本当に大切なのは、誰も見ていない部分にどれだけ積み重ねられるか、なのかもしれないと改めて考えさせられました。
華やかな成功や勝利の裏側には、そういった細部への執着や、自分との向き合い方があるのだと感じた、とても印象深い対談でした。(50代男性)
―p.12「己を磨いた分だけ人を育てることができる」井村雅代(井村アーティスティックスイミングクラブ代表理事)/岡田武史(今治.夢スポーツ会長)
◆服部剛先生による「武士道の授業」を拝読し、深い感銘を受けました。この記事は、歴史上の人物が命を懸けて貫いた「至誠」や「覚悟」を、子供たちの目線に立って語り直すことの尊さを教えてくれます。
私自身、幼少期から空手、柔道、弓道と武道に親しみ、父が学生時代に相撲や柔道に打ち込んでいた姿を見て育ちました。また、現在娘が空手や書道を通じて一歩ずつ自己を磨いている姿は、まさに記事にある「先人の精神を受け継ぐ」実践そのものであると感じます。
「死ぬとき、何を持って還るか」という問いに対し、目に見える成果ではなく、磨き上げた「心」こそが重要であるという教えは、世代を超えて受け継ぐべき日本人の誇りであると確信いたしました。(30代女性)
―p.38「子供たちが目を輝かせる武士道の授業」服部 剛(授業づくりJAPAN横浜《中学》代表)
その他のご感想
◆森信三師の自分磨きのヒントとなる3つの要諦はなるほどと思うものでした。1.人は生きていると必ず逆境や苦難に出逢うが、それに処する心構えは、「逆境は神の恩寵的試練」。2.当面していることに全力を尽くすこと。3.尊敬する人を持つこと。この3つの要諦を心掛け、自分自身を磨いていこうと決意を新たにしました。(60代男性)―p.10 特集総リード「人間を磨く」
◆私の短い人生の中でも、勝たなければなんの意味も無くなってしまうという経験が強くある中で、今回の負けにも価値はあるという発言は、改めて今の人生を考えさせられました。(20代男性)―p.86[連載]千年の名言「今の世界は勝つことだけしか知らない──曽我量深」(五木寛之 作家)
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