珠玉の物語がずらり




毎月、6つの珠玉の物語
をお届けしている連載「致知随想」。

そこには様々な人生があります。

さて、最新号にはどんな物語が
あるのでしょうか──

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★ 松下幸之助師匠の教え ★

新屋 純之輔(パナソニック客員)

※『致知』2016年6月号【最新号】
※連載「致知随想」P87

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私が松下電器(現・パナソニック)
に入社したのは、いまから
79年前の1937年のことでした。

以来、1981年に退職するまで、
6年の戦争期間を挟んで44年間、
松下幸之助“師匠”から直接
ご指導を賜る機会に恵まれ、
幸福な仕事人生を送らせていただきました。


とはいえ、私が松下師匠と
本当の意味での出逢いを果たしたのは、
入社後20年ほど経った1960年。

松下師匠と定年退職した上司の
やり取りを耳にしたのがきっかけでした。


その上司は定年退職の挨拶に伺った際に、
松下師匠から次のような
言葉をいただいたというのです。


「風雪に耐え抜き、
 波浪と闘って幾十年──。

 自らの務めを全うして解体される船。

 それから料理屋の看板になる船縁の板。
 そういう人生が大事やで」


昔は釣り船などの板が、
解体後に料理屋の看板として
使われることがよくありました。

おそらく松下師匠は
朽ち果てるまで働いてもなお、
看板として役立つような人生を
送ってほしいと激励したかったのでしょう。


また、別の上司も退職の際に……


※松下幸之助氏の知られざる
 エピソードにも注目です!
 

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