常識を超えた挑戦はこうして始まった

中古車買取販売会社の雄
ガリバーインタナショナル
(現・IDOM)。

創業者である羽鳥兼市さんの
波瀾万丈の半生に、対談相手の
村上和雄さんがひと言。

「大変面白かった。
 いや、面白いだけじゃなくて
 感動しました」

───────「今日の注目の人」───

☆ すべてが変わった瞬間 ☆

羽鳥 兼市(IDOM名誉会長)
   ×
村上 和雄(筑波大学名誉教授)

※『致知』2017年3月号【最新号】
※連載「生命のメッセージ」P114

───────────────────

【羽鳥】
遺伝子にはスイッチの
オンオフがあるという先生の
お話を初めて知ったのは
数年前になりますが、考えてみたら
自分が36歳の時に、あれがまさに
スイッチがオンになった瞬間
だったなという体験がありましてね。

以来、よく社員に向けて、
人間の遺伝子にはスイッチがあって、
それをオンにしないのはもったいない、
遺伝子のスイッチをオンに
するような生き方をしなさい、
という話を先生のご許可もなく
勝手にさせていただいていました。


【村上】
結構ですよ。


【羽鳥】
ありがとうございます。

やっぱり間違いなく
スイッチってありますよね。

自分の場合、
「カチ」なんてもんじゃなくて、
いまでもよく覚えていますけど、
「ガッキーン」ってスイッチが入りました。


【村上】
それはどんな時でしたか。


【羽鳥】
40年前のことになりますが、
当時は義理の兄と羽鳥総業という
重機会社を経営していましてね。

東北地方ではトップクラスの
会社として利益も出して
伸びていたのですが、
人に騙されて手形詐欺に遭った
ことから倒産してしまったんですよ。


すぐに債権者が押し寄せてきたため、
本当に何もかもなくなりました。

羽鳥さんツーショット

義理の兄は海外に
夜逃げしてしまったので、
自分が家族親族合わせて11人を
食わしていかなくちゃいけない。

しかも残された3億円の負債も
全部自分が払わなくちゃいけない
という状況にまで追い込まれました。


【村上】
大変な逆境ですね。


【羽鳥】
とにかく明日からどうやって
食べていくかということになって…


※いくつもの試練を乗り越えられた
 羽鳥さん。その生の体験談の
 続きは本誌でどうぞ!

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◆私も『致知』を愛読しています◆

細胞は自分の役割を果たしながら、
臓器や個体を生かすために
助け合っている。

利他の遺伝子がなければ
生命は存続できない。

『致知』には、利他の遺伝子が働き、
成功した実例が数多く掲載されている。

自信を持って人に勧めたくなる
人生の教科書です。

 ──村上 和雄(筑波大学名誉教授)

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