命を懸けてマラソンに挑む経営者


現役の経営者が70歳にして挑む、
ユーラシア大陸横断マラソン。

中古車買取販売会社の雄
ガリバーインタナショナル
創業者の羽鳥さんはなぜ
無謀とも思えるマラソンに
チャレンジしたのでしょうか。

───────「今日の注目の人」───

☆ 命を懸けてマラソンに挑む経営者 ☆

羽鳥 兼市(IDOM名誉会長)
   ×
村上 和雄(筑波大学名誉教授)

※『致知』2017年3月号
※連載「生命のメッセージ」P114

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【村上】
ところで羽鳥さんは、
経営以外にマラソンにも
挑戦されていますね。


【羽鳥】
決してマラソンが好きなわけ
ではないのですが(笑)、
例えば東日本大震災のあった年には、
6月にパリを出発して北京まで走り、
飛行機で新千歳空港まで
移動してから再び東京まで走りました。

羽鳥さんツーショット

【村上】
何日かかりましたか。


【羽鳥】
405日です。そもそもこれは
何のためにやったかというと、
いまの時代、若い人たちが
簡単に諦めちゃうでしょう。

なぜかと言ったら、取り組む前に
覚悟を決めてないからですよ。


だから覚悟を決めて取り組めば、
何事も必ず成功するんだよ
っていうことを身を以て教えたい、
そう思ったんです。

70歳でもこんなことができるんだって。


【村上】
車には乗らなかった?


【羽鳥】
1メートルも車に乗らずに、
毎日43キロ走って、
週に一回だけ休みを取りながら
13,352キロ走りとおしました。

先生、実はこの時も
不思議なことがありましてね。

走る前に人間ドックに入ったら、
血糖値が500で血圧も200を超えていて、
医者からは、

「こんな状態で走ったら100%死にますよ」

と言われました。


【村上】
100%(笑)。


【羽鳥】
でも、もうやると覚悟を決めていたので、
何を言われても自分はやるんだと伝えたら、
少し多目に薬を出してくれました。

ただ、自分としては毎日水を
たくさん飲んで汗を出せば毒素は
全部出るだろうと思って全部
置いていきちゃったんですよ。


で、無事に帰ってきて




※常識を超える活動で経営を
 伸ばしてきた羽鳥さん。
 その全貌は本誌でお楽しみください。



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細胞は自分の役割を果たしながら、
臓器や個体を生かすために
助け合っている。

利他の遺伝子がなければ
生命は存続できない。

『致知』には、利他の遺伝子が働き、
成功した実例が数多く掲載されている。

自信を持って人に勧めたくなる
人生の教科書です。

 ──村上 和雄(筑波大学名誉教授)

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