名門サッカー部の強さ秘訣


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.8.1


名門・国士舘大学サッカー部を
創部したのは、現理事長の
大澤英雄さんです。

スタート時の部員は僅かに2人。
ジャンケンで勝った大澤さんが
初代主将を務めることになったそうです。

大澤さんはそういう中から、
どのように道を開かれたのでしょうか。

────────[今日の注目の人]───

大澤 英雄(学校法人国士舘理事長)

※『致知』2016年9月号
※連載「私の座右銘」P70

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サッカー部を創部した私には、
二つの強い思いがありました。

一つには、
最初に受験して入学を果たせず、
非常に悔しい思いをした
大学のサッカー部に勝つこと。

二つには、
戦前・戦後に活躍した
体育の名指導者、岡部平太先生を
見返してやりたいという思いです。

創部間もない頃、
私たちがグラウンドで練習をしていると、
その光景をじっと見ている
一人の男性がいました。

そして、練習が終わると、私に向かって


「君たちは弱い」


と言い放ったのです。

後にその人こそ、
当時国士舘大学でも教鞭を執っていた
岡部先生だと分かるのですが、
私は悔しくて堪らず、


「必ず強くなってやる」


と心に固く誓ったのでした。


大澤氏候補①IMGP6936


とはいえ、その道のりは
非常に厳しいものでした。

当時の大学サッカーは、実績に応じて
三部のリーグに分かれており、
私が勝ちたいと執念を燃やしていた大学は
トップの一部リーグに所属。

一方の我が国士舘大学サッカー部は、
一番下の三部リーグからのスタートで、
そもそも戦う土俵が違ったのです。
 
それでも諦めずに、
私は選手として努力を続け、
卒業後はコーチを経て監督に就任。

勝てない苦難の日々が続きましたが、
その中で私がいつしか心の支えに
するようになった言葉があります。
それは、

「窮地を楽しむ」

という言葉です。

一番下ならこれ以上は下がることはない。
あとは這い上がるしかないのだから
窮地を楽しみながら上がっていこう──。
 
そして、私は著名なサッカー指導者の方々に
教えを請い、教わったことを
一所懸命メモにとって練習に生かすなど、
地道な取り組みを続け、
ある一つの結論に辿り着きます。


それは……



※著名なサッカー指導者に接する中で、
 大澤さんはどういう気づきを
 得られたのでしょうか。

 創部から約10年で二部リーグ、
 さらに10年で一部リーグに
 昇格を果たしたその強さの秘密とは?

 答えは『致知』9月号に書かれています。

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