卓球も本気、遊びも本気


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.12


リオ・オリンピックにおいて
卓球競技で女子団体に
2大会連続のメダルをもたらした
ナショナルチーム前監督・村上恭和さん。

勝利への執念をいまも燃やし続ける
村上さんの原点に迫ります。

────────[今日の注目の人]───

☆ 卓球も本気、遊びも本気 ☆

村上 恭和(日本卓球女子ナショナルチム前監督)

※『致知』2017年1月号【最新号】
※連載「二十代をどう生きるか」P92

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とりわけ印象に残っている教えは
「人を大事にする」ということです。

当時、私は卓球部の監督に
よく逆らっていて、ある日、


「もうええわ。
 明日の試合は行かん」


と言って、寮に帰ってしまった
ことがありました。

しばらくすると、
電話が掛かってくる。

電話の声は西峰さんです。

開口一番、何と言われたか。

普通なら「バカヤロ!」と
怒鳴ってもおかしくないところですが、


「村上君、本当に
 明日の試合行かないの?」

「君はそれでいいかもしれんけど、
 いままで一緒に練習やってきた
 皆が困るやろ」と。


人を包み込む懐の深さに
感激したことをいまでも覚えています。

それからというもの、
卓球も本気、遊びも本気、
何に対しても全力で
向かっていくようになりました。

平日は午後3時に仕事が終わり、
4時から7時まで練習。

日曜日も午前中は練習があり、
午後は西峰さんに連れられて、
船に乗ったり、水上スキーをしたり、
キャンプをしたりする。


そういう日々の中で、


「一所懸命やれば、
 たとえ失敗したとしても
 その失敗は必ず次に生きてくる。

 しかし、中途半端にやっていては、
 何の収穫も得られない」


ということを、身を以て学んだのです。

後に西峰さんから
こういうことも教わりました。


「人と口論になったり
 対立したりする時に…




※本気で思い、本気で行動し、
 途中で決して諦めずに
 卓球人生を歩んできた
 村上さんの歩みの続きは
 最新号でお楽しみください。

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